カテゴリ:ぴかままの台所&ダイニング
南部スウェーデンにお住まいのtongshinさんが、糸引きサワーミルクの写真を載せていたのっていつのことだったかなぁ・・・と思って遡ってみたら、あらら、もう2ヶ月近く前のことでした
ドイツには、DickmilchとかSchwedenmilchとかいうものが、それほどどこにでもあるワケじゃないけど売られています。Dickというのは「濃い」とか「太った」とかいう意味の言葉ですが、英語のfatという意味ではないのでいわゆる「特濃牛乳」とは違い、ここでは「どろりとした」状態を表しています。また、Schwedenというのはスウェーデンのドイツ語表記なので、要するに「スウェーデン・ミルク」。この二つは同義語と言っていいでしょう。地方によって、メーカーによって、またお店によって、どちらかで呼ばれているみたいです。こないだウチの近所のスーパー(全国チェーン)で買おうとしたら、いつもあるはずの所にないので、ちょうど牛乳の品出しをしていた若いにーちゃんつかまえて「Schwedenmilchは?」と訊いたらこの人には通じなくて、「Dickmilch」と言い直したらわかってもらえました(結局品切れだったけど)。 こちらはオーガニックショップで買った「Schwedenmilch」。 プレーンも売ってたんですが・・・迷った末にラズベリー味を買ってしまいました。 「Schwedenmilch」って書いてるのが見えます? アップにしてみるとちょっとは見やすいかな。 コップに注いで、飲んでみましょう。 ・・・糸は引きません(爆)。 ・・・ん。 まあその、かなり濃いめの「飲むヨーグルト」、けっこう酸っぱめ、といったところでしょうか。 これから毎日飲もう!という気持ちには・・・あまりなりませんでした ついでにこちら。 同じオーガニックショップで買った、フランス語表示の「Flan」。 ま、よーするにプッチンプリンみたいなやつ。 とはいってもプッチンする棒はついてませんけどね。 ドイツで「プディング」と書いて売ってるものは、日本人が想像する「プリン」とは大違いでして、固まってない、ドロドロしたデザートなんです。型からするりと出すことなどとうてい出来ません。最近は日本でも「とろけるプリン」なんてものが流行ったりしましたけど、基本的にはプリンって、出そうと思えば型から形のまま出せるというのが日本人の認識だと思います。ドイツで「プディング」と呼ばれているものの場合、百歩譲って型から出せなくても良いとしても、味も・・・とんでもないんですよ~。 以前はこういうフランス系のCreme CaramelとかFlan Caramelとかは、フランス系百貨店の乳製品コーナーに行かねば手に入らなかったものですが、こうやってオーガニックショップでも扱うところが出てきたんだなぁ・・・と感慨深いものがありました。 もちろん、食べましょう。 私、甘いものにはそれほど執着がないのだけど、というかあまり得意ではないのだけど、カスタードプリンとシュークリーム(カスタードクリームのもの)だけは別格です。別のカテゴリーなんです。 日本に帰ると、できるだけ忘れずに両方、不可能ならば片方は必ず食べる。 ・・・もちろん、こないだも当然 特にシュークリームは、個数を忘れるほど食べちゃいました カスタードプリンは1個だけだったかな。というのも、このオーガニックの、買って食べたのって実は日本へ飛ぶ前だったんです ドイツにもこれが近所にあるから、無理に食べなくてもいいや、と思ってね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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