2009/12/17(木)18:17
追悼演奏会その他
夏に亡くなったのをつい先月知らされた、旧知の作曲家でベルリン芸大の教授だった、フリードリヒ・ゴルトマン氏の追悼演奏会に行ってきました。11月に行われた別口の追悼演奏会の案内メールで彼の死を知ったのですが、今日の追悼演奏会については今日の今日まで全く知りませんでした。こちらはベルリン芸大の主催になるもので、教授陣や学生、卒業生らが出演しゴルトマン氏の作品を演奏しました。すべて器楽曲。確かに器楽曲の多い作曲家ではあったけれど、ひとつぐらい歌のものが入っていても面白かったんですけどね。私が初演した「心のかけら」とか・・・。
同じ頃に在学していたピアニスト君が素晴らしい演奏をしてました。この人の彼女が日本人で、もうかなり長いつき合いになるのだけれど、この彼女というのが、Teru家がベルリンで住んでいた家にその後引き継いで住んでいた子なのです。また、この彼と私の元彼が仲が良かったこともあり、当時は結構行き来があったのですが、この人が遠くの街の音大に職場を得て以来、忙しくなって疎遠になってしまっていました。何年ぶりかの再会です。他にも何人か旧知の知人に再会することができました。
この前に夕方から、現代モノコレペティのアクセル・バウニ氏のレッスンに行ってきました。そこで彼から、ゴルトマン氏の追悼コンサートがあるという情報を得たわけです。
アクセルとはもう随分古くからいろいろな曲を一緒にやっています。実は再来年に彼を日本に招いてリサイタルをしよう、という計画があるものですから、まずはそのための準備ということで少し合わせをできれば・・・曲目も決めて行ければ・・・というのが今回の「研修旅行」の目的なんですわ。
アクセルからの曲目の提案もあり、少しずつ方向性が見えてきましたよ。
これらの合間に、列車の切符を買ったり、クリスマス市をうろついてみたり、H&Mで帽子を買ったりしました。
H&Mは全館大バーゲン状態になっていたので、このとき時間がもっとあればきっとセーターだのなんだのいろいろ買い込んでしまったに違いありません(苦笑)。でも帽子を選ぶだけで時間が無くなってしまったので、バーゲン漁りは後日に、時間があればということで
列車の切符を買ったときなどに、苦笑いさせられてしまう経験もしました。
このときだけじゃなく機内でも似たような思いをしているのだけれど、私、ドイツ語を喋ると、外国人扱いしてもらえないんですよね。機内でも日本人乗務員さんにドイツ人(もしくはドイツ育ち)だと思い込まれ(ドイツ人乗客や乗務員と話しているのを聞いててっきりそう思ってしまったそうな)、この日もDBの窓口で「鉄道運賃を払い戻してもらう都合上切符だけじゃなく領収証が必要なのだが」と言ったら、「領収証では消費税還付の手続きはできません」と言われ、「イヤそうじゃなくて、勤め先から運賃を払ってもらわなきゃなら無いんですよ」「それは切符を提示すればできるはず」「うちの勤め先は切符だけじゃダメで領収証を要求している」「それは普通あり得ない、勤め先側が税法上の手続きをするには切符じゃないと」「日本だから税法上の手続きは関係ないんです」「えっ?ドイツの会社じゃないんですか?」「私は日本に住んで日本で働いていますから」「・・・わかりました」
・・・あのさぁ、私の東洋人の顔見てその反応はないでしょ・・・(爆)
多分、デパートで免税手続きを頼んでも同じ反応をされるような気がします
「住んでる人には免税はありません!」って絶対言われそう。