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テーマ:子連れのお出かけ(8046)
カテゴリ:おでかけ
すでに、きらめきのお友達が集まっている、大きな公園へ車を走らせた。
今頃はいっぱい遊んで、もうみんなでお弁当を広げてる頃かしら。。。 はやる心を抑えて、駐車場に入る。 学校が休み中は、小学生や中学生まで大きいこども達でもいっぱいのこの公園。 桜も見事な今の時期は、家族連れやグループ連れのお花見客も多い。 でも、学校は始まったはずだし、そろそろ落ち着くだろうとここをお花見会場にしたんだけど、、、 まだまだ・・・・車は満杯 いろいろ探し回ってようやく駐車スペースをみつけた。 「母 大丈夫よ。大丈夫~」 あせっていた様子のかんこを心配したのか、チャイルドシートからお嬢が声をかけてくれた。 「うん、大丈夫だよ。車も停めれたから、みんなのところにいって、お弁当食べようか」 「うん」 お嬢も安心したのか、とってもいい笑顔で返事をする。 荷物を背負って、お嬢を抱っこして、広い公園の中を歩く。 見覚えのある顔を捜して、、探して、、、いた 小高い丘になった芝生のてっぺんで、シートを広げているお友達を発見 心躍らせ、みんなの輪の中へ。 お嬢も嬉しそうに、リラックスした感じでシートに座り込み、お弁当を食べ始めた。 「お嬢の登園が始まって、どんなかんじ?」と声をかけてくれる仲間。 ありがとう 親しいママ仲間に、口で説明すると、また少しずつ気持ちが整理できていく感じがして、かんこもとてもリラックスできたし、また頑張ろうと思えた。 やっぱり、きらめき仲間はいいなぁ。 お弁当も終わり、ここの公園恒例(?)のハト追い遊びもして。。 楽しい時間。 少しずつ自由解散でお友達が帰っていく中、お嬢も眠たさもあってか 機嫌が少し悪くなってきた。 最後に大型遊具にある、ローラー滑り台をすべろうかとお嬢を誘うと 乗り気になって、颯爽とそちらへ向かった。 階段も自分で登るんだと、ウキウキのお嬢。 手を支えると「自分でのぼるの」と怒るので そっとフォローしながら、かんこもお嬢のすぐ後を登っていたら・・・・ ずさーーーー!! がし!どーーーーーーーーーんん!! 上から、紺色ジャージ上下を着た女の子が、ふざけて笑いながら、ものすごい勢いで走り降りてきて、足を滑らせたのは見えた。 お嬢が危ない ととっさにお嬢を抱え込んだ途端、かんこの顔に衝撃 あまりの痛みに目がちかちかしたけど、 ショックで滑り落ちたお嬢を必死に抱え込んだ。 ぶつかってきた加害者は、 「あ、やってしまった」というような顔で少し下で止まり、こちらを振り向いた。 お嬢が大泣きするのを抱きしめて、かんこ 感情MAX 「小さい子もいる中で、なんて乱暴な遊び方をするの!! あぶないでしょう!!」 加害者の子は、中学生?くらいに見える女の子。 ちいさくボソッと「ごめんなさい」といってるものの、 それでやりすごそうなんて思ってないかい?! かんこは顔がズキズキ痛んで目が見えにくいのも加わって、ますますヒートアップ お嬢がワンワン泣き続けている。 とにかくお嬢に怪我がないか、見えにくい目を開いて確認。 「どっか痛い? 大丈夫?お嬢」 泣いているものの、怪我はなさそうだ。 滑り落ちた拍子に少し足など打ったかもしれないが、顔や腕など目だった傷は無い。 落ち着いて泣き止み始めていたので、ホッとした。 ズキズキ、、、かんこの鼻柱が痛い。 まもなくして、大人のメガネをかけた女の人がやってきた。 「その子がなにかしましたか?」 保護者?にしては、、なんか他人行儀。 「お母さんですか?」 「いいえ、つれてきたものです」 先生?? 加害者もジャージ姿なので、そこでてっきり学校の引率できた先生かと思ったかんこ。 「おもいっきり突っ込まれて接触したんです。」 「そうですか。それはすみません。とにかく謝っとき」 カチン 「どこの学校ですか?」 「A小学校です」 やっぱり引率?小学校?? 「小さい子もいっぱい遊んでいる中で、こんな乱暴な遊び方をさせて。この子達のような小さな子供は、ここで遊んじゃあいけないんですか?!」 「いえ、そんなことは。。とにかく謝って」 なんだかおかしい。。と思ったとき、 小さな女の子がメガネ女性のところに現れた。 みると、お嬢の通いだしたK園の名札をつけている。 何 そして、 お嬢が心配そうに、かんこを見上げて手を伸ばしてくるのをみて、 少し冷静になったかんこ。 話を聞くと、その女性は先生でもなんでもなくて、 自分の娘がなついている、近所の女の子(加害者)を一緒に連れてきているだけの人。 そして、その娘はやはりK園に通っている女の子だった。 「母、いたいのいたいのとんでけ~。」 お嬢の不安そうに見上げる顔と、そのしぐさに、気持ちが治まっていった。 とにかく、お嬢に怪我が無くてよかった。 かんこのメガネは階段下まで吹っ飛ばされていて、レンズが抜け落ちた状態。 しかも金具が曲がっていた。 メガネ女性・Sさんは、なんとか直そうと無理やりレンズを押し込もうとしている。 「それ、ワイヤーなので素人では無理です。」 「でも、メガネがないと運転でいないですよね。なんとかしなくては。。」 「・・・・・・・・」 結局メガネ屋にSさんが車に乗せていくということで話がついた。 かんこの鼻柱の怪我については触れたくない様子。 とにかくお嬢に怪我が無い事で安心しているようだ。 残っていたきらめき友達が、かんことお嬢がエライ目にあってるようだと心配して、 他のお友達もよんでかけつけてくれた。 「鼻、切れてるよ。腫れてるし」 「うん、まあ。。。とにかく、メガネ屋に連れてってもらう事になったから。」 「そっか、気をつけてね。」 せっかくの楽しい時間だったのに、残念な別れ方で・・・めちゃくちゃ無念。 Sさんに乗せてもらい、メガネ屋へ。 道中、約10分ほど。 いろいろ話をしながら、4歳の娘さんとも話をした。 K園は、月1回 親の勉強会もあり、保護者会のつながりも強いと聞いた。 保護者会に知り合いのいない、新参者のかんこ 保護者会の先輩と思われるSさんに、これ以上の波風立てるのは得策じゃない ・・・と<イヤな計算高い気持ち>が囁いた お嬢も無事なことだし、メガネも治ったし、、かんこがこの鼻の痛みさえ我慢すればいい。 まだ未経験の『園の親どうし』のしがらみ を思って、 ざわざわした気持ちを抑えるのに努力した。 話をすると、そんなに悪い印象ではないSさん。 こんな出会いかたはしたくなかったな。 20日にある保護者会の総会。。 たぶん、そこで再会するだろう・・・。はあ~ イレギュラーな事態に、不安そうにかんこの膝に乗っているお嬢は 「メガネ壊れちゃったの、なおってよかったね、母」 と一生懸命、話しかけてきた。 「うん、よかったね。お嬢。ありがとう」 精一杯の笑顔で答える 隣に乗っていたSさんの4歳の娘Aちゃんは、いっぱい話しかけてきて、 ちゃんと話し相手になったかんこに、好意をもったようだった。 「この子、小さい組にいるから、園で会ったら、仲良くあそんでくれる?」 「うん。いいよ。○○○(お嬢のなまえ)っていうんやね。」 K園では 大きい組の子が、小さい組の子のお世話をすることもある と聞いたので、なおさら言葉を重ねた。 「まだ2歳になったばかりでちっちゃいから、Aお姉ちゃん、優しく遊んであげてね」 「わかった! 私ね、ちっちゃい組に会いに行ってあげるね」 (б。б;)ホッ! 公園に戻ってきて、 「すみませんでした。」 「こちらこそ、この子に何かあったらと動揺して、、いろいろ言いまして失礼しました。」 「いいえ。子どもを心配する気持ちは当然です。すみませんでした。」 と、オトナ気らしく??・・・別れました。 接触事故、、でも、かんこにとって大きな<事件>にも匹敵する出来事でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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