海の下を歩いて九州から下関へ
門司港 レトロウォーク 先日、鈍行列車に乗って九州の玄関口”門司港”を歩いてきました。ちょっとだけレトロな街門司港をご紹介します。 熊本から乗り換え2回で門司港駅に到着。いきなりレトロな感じですね。この日はこの駅を起点に門司港レトロウォークです。 門司港にはモデル観光コースがいくつか用意してあるようなので,駅でもらったガイドマップに沿って歩き出します。有名な観光どころ「旧大連航路上屋」、「関門海峡ミュージアム」と周ります。ここはミュージアムの1階にある「海峡レトロ通り」。ここを見るだけなら無料です。 昔の街並みが再現してあるという感じでしょうか。 こちらは駅前の通り。向こうに見えている街並みが気になりますね。 港のそばにあるのは旧門司税関です。趣がありますね。 初めて知りましたが「バナナのたたき売り」も有名なんです! ずっとやってました。売れているのかな? この大きな建物は門司港レトロハイマート。31階に展望室があるそうです。黒川紀章の設計、展望室は300円だそうです。 手前の建物は中華のお店だったかな? この頃はまだアジサイがたくさん咲いていました。ずいぶん前ですね。 アガパンサスも咲き始めです。 港の周りの観光をここで切り上げ、歩いて関門トンネルに向かいます。下関に歩いて行けるトンネルがあるのです。途中で,北九州銀行レトロライン「潮風号」がやってきました。 ゆっくりと走っていきます。結構な人が乗車していました。 関門海峡の下を通ります。工事中のようですね。さすがに大きいですね。 きつい登りなどないのでほどなく到着。とはいっても20分以上はかかったかな。汗をだいぶかきました。関門トンネル人道入り口です。 徒歩の場合は無料です。エレベーターでトンネルまで降りていきます。 エレベーターには「・・・・・・」だけの階数表示。結構深そうです。 ちゃんと記念撮影エリアが用意してあります。 では早速、歩いて本州側に渡ります。途中までは下り坂、そして後半は登りになります。地下なのでちょっとひんやりする感じです。 歩いている人は結構いますね。生活道路という方もいるでしょうが半分くらいは観光客かも…。 県境もありますね。 下関にやってきました。長さは約780mなので15分前後あれば渡れます。最初はヒンヤリする感じなんですが後半は登りになるので汗ばむ感じになりました。 下関側で登場したのは「長州砲」です。 海峡を渡る外国船を砲撃した場所なんですね。すごい! ズラッと並んでいます。 そして源平合戦のモニュメントが登場。向こうでは紙芝居のボランティアが話をしていました。最後まで聞いたら絵葉書をいただきました。 ゆっくりしている時間はないので、ここで下関側を出発して九州に戻ります。ちょっと気になる岩を見つけました。なぜ、落ちない? 再びアジサイが登場! 門司港に戻ってきました。このお船はレストランです。 この建物は旧門司三井倶楽部。1階はレストランだそうです。 高そう…。 途中だいぶ省略しましたが3時間以上かけてのんびり歩くことができました。海岸線の道路は風が心地よく快適でした。 最後はこの門司港駅の有名な鐘で締めます。「旅立ちの鐘」というのだそうですが、結構大きな音が鳴るんですよ。慌てます。 門司港まで普通電車を乗り継いで約3時間。やってきてよかったかな。 JRの運賃は片道3670円ですが、普通電車1日乗り放題×3回で10800円の”九州満喫切符” を使用したので1日分は3600円。片道分の料金でたっぷり電車に乗ることができました。 電車ではたっぷり本を読むつもりでしたが,半分は寝てしまいました。でもよい休日でした。