ゆりゅりとげーむで暇つぶし

2011/12/20(火)23:05

終末の過ごし方24

終末の過ごし方(27)

さて今日から最後のサブキャラルート 留希と多弘の物語でこのゲームは締めくくろうと思います 【本日のあらすじ】 月曜日 保健室には「特設!大塚医務医院、開店セェル、お気軽に」との看板がかかっていた 養護教諭の大塚留希は何処からか集めてきた薬を利用したこの医院、気楽なちょっとした医者付きの薬屋ってトコである 終末の混乱で閉院する病院が多い中、それなりの客があるのだった 滅亡すると分かっていても病気にはなるし、死ぬまでは苦しいということなのだろう 今日の診療も終わり、煙草をくゆらせながら助手をしている少年こと竹岡多弘に休憩の声をかける留希 薬のダンボールを整理していた多弘は、その中に一般には手に入らない薬を多く見つけ、留希にどこから手に入れたのか探りを入れる 「さっすが、医者のムスコ」軽口を叩く留希に少し嫌な顔を見せる多弘 多弘は開業医の息子なのだ、今更な反抗期で父の側を離れるべく学校に来ているのだ そのくせ医療の手伝いをしたいというのは、彼の中での父の存在が大きいのであろう 適当なことを言って薬の入手先をはぐらかす留希 逆になぜ保健室の手伝いをしようと思ったのか聞いてみる 口ごもる多弘に、留希は自分の美貌が目的だなぁと突っ込んでみる ここ一ヶ月で留希の軽口にも鍛えられた多弘はサラッと流すのだった 火曜日 いつもより多い客を捌いて営業終了した保健室こと大塚医務医院 今日は留希が夕方から用事があるということでいつもより早めの終了である いつもより客が多いのは、医薬品の供給不足から緊急時に備え周囲の医院が閉鎖してるからかもしれない そう言う多弘に、皆死ぬのに緊急も何もあるかねぇと嘯く留希 国の指導とはいえまともな医者がすることじゃないね、と続ける留希の言葉に多弘の表情が曇る 多弘の父親はそんな無意味な国の指導を守っている医者なのだ だが、それは薬品不足ではなく、自分の体面を守るためのもの…嫌悪感丸出しに父親を非難する多弘 鬱屈とする多弘をキャッチボールに誘う留希、体でも動かせば少しでも気分が晴れるだろう 一年前のこと… サッカーの授業で顔面キャッチを決めた運動神経0な多弘 うっすらと戻ってきた意識の中で、そこが自分が避けていた保健室だと気付いた 保健室なのに妙に煙草くさい上、患者がいるのにカーテンすら閉めない デリカシーもあったもんじゃない…多弘はついそう呟く その声を聞きつけ、多弘の様子を伺う保健医留希 「有機水銀たっぷりの赤チンを鼻の頭に塗ったげようかしら、煙草臭さも気にならなくてよ~」邪悪な笑みを浮かべて多弘に近づく留希 「ごめんなさい~」がばっと起き上がった多弘 そこは体育館だった…呆れたように見下ろす留希…そう、キャッチボールでまたも顔面キャッチしたのだ 「赤チン塗る?」そう聞く留希に先程の夢を思い出し笑う多弘 彼氏とのデート前にありがとう、そう話す多弘の言葉に意表を突かれた留希 まぁ昔付き合ってた事はあるヒトだけど…そう答える留希の態度は、普段の不敵な保健医のものとは少し違った すぐに元の雰囲気に戻った留希は、ソイツの家に私物を取りに行くんだわと笑う ソイツの家…その言葉に気持ちが引っかかる多弘、そんな彼を残し留希は体育館を去っていく 終末だからだろうか…そうでなければ留希が私生活を垣間見せることはなかったろう 幾らさばけてるとはいえ「先生」なのだから 終末、死の前に誰もが平等な世界…だがそれは平和とは違う、増加する暴動、略奪といった犯罪…平等が生んだ不幸 だが、同時に「立場の対等」を生み出していた かつてなら立場が邪魔したであろうことも話せる…留希の態度はただそれだけのこと わかってはいたが多弘の心はなぜかざわついた 昔の男の所に行く…おそらくこれからシャワーを浴び服を着替えて…何となく面白くなかった 体育館の床は冷たかった 【今日の感想】 保健医の留希と医者の息子の多弘のラブストーリーです 何だか留希ってイメージが女版重久ってポジションな感じですね 悩み多き若者の千恵子や多弘とそれを導く年増達の話って感じで(笑) でもって、こっちのルートはちょっと展開が速い感じでして、早くも多弘クンは悶々としてるわけですね~ 父親コンプレックスな多弘と、何となく元カレに未練のありそうな留希 どっちがどっちを癒す感じで話が進んで行くのかってところに自分的には興味ありありです ちなみにこういった感じの先生って結構好きですねぇ(*^-')b

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