ゆりゅりとげーむで暇つぶし

2013/04/13(土)23:25

忘レナ草~Forget-me-not~32

忘レナ草~Forget-me-not~(35)

エアリオルートもついに佳境に というか、香澄ルートが佳境って感じなんだけど… 【本日のあらすじ】 《12th Day -二十六夜-》 その日、朝から正広は屋上で時間を潰していた 逃げてきたのだ、昨日のように香澄と出会うことが怖くて 過ぎ行く時間の中で、自分が情けなかった 日が暮れようとする頃、そんな彼の前にエアリオが声をかけてきた 「いい知らせと悪い知らせがあるんだ」 いい知らせとは、正広が死の影から解放された言うことだった、そしてもう『力』は使えなくなったこと その知らせも今の正広にはさほど感じ入るものではなく、むしろどうでもいいことだった だが、もう一つの悪い知らせに正広は耳を疑った それは「朝比奈香澄、彼女はもうすぐ死ぬ」というものだったのだから そう言ったエアリオの顔はどこか辛そうに見えた なぜ香澄が死ぬのか、多くの疑問が浮かんだが、正広は何より聞きたいことがあった 「自分の時みたいに彼女を救う方法はないのか?」 これから彼女を支えていけると思っていたのに、せっかく一緒にやっていけると思ったのに、彼女が居なくてはそれすら叶わない その問いに、しばらく沈黙した後でエアリオは「ある」と答えた 束の間喜んだ正広だったが、エアリオが続けた話にまたも言葉を失った それはその代償には正広の命が必要であることという内容だった 正広の持つ『生』を香澄に注ぎ込むことで彼女の命をつなぎとめることができる、だが、それで正広の『生』は尽きてしまう しかし、正広の心は決まっていた 屋上を去る正広を見て、エアリオは哀しそうに一言つぶやいた 「…どうして自分を犠牲にしてまで…」 香澄の部屋に飛び込んだ正広の顔を見た香澄の表情が変わる… 彼女の目には正広に『死』が見えていたのだ 「死神に死ぬことを告げられたけど、生き延びる方法を教えてもらった、それには誰かに『生』を分けて貰う必要があるんだ」 嘘をついた、でもそれでも香澄を救いたかった 香澄は頷いた、正広の想いを受け入れ二人はそのまま結ばれた その後のまどろみの中、香澄は正広に謝った 彼の気持ちを知りつつ告白を避け続けた理由、それは死んだ姉・あみへの引け目があったのだという あみが正広を好きだったこと、なのに自分だけが幸せになることに抵抗があったのだ 「あたし、正広ちゃんに好きになってもらえるような人間じゃない、ホントは…」 辛そうな顔の香澄の話をそれ以上聞いてられなくて、正広は彼女の口をキスで塞いだ 何か言おうとしていた香澄だったが、正広のその言葉に安心したように言いかけた言葉を飲み込み、幸せそうに眠りに付いた 安らかな香澄の寝顔は死んでしまうとは信じられないものだった だが、いつになく真剣だったエアリオが嘘をついたとは思えない あの時のエアリオの顔は悲しく辛そうに思えた、なぜあんな顔をしていたのか、そもそもなぜ香澄の死を教えたのか、正広の心に引っかかった 【今日の感想】 さて、いよいよ香澄の死が告げられるシーンですね この日の最後で、香澄の寝顔を見ているシーンに「エアリオが気になる」という新しい選択肢ができてて、それを選ぶことでエアリオルートに分岐するんですね 正広が今日の最後に言ってるけど、何で彼に香澄の死を伝えたんでしょうなぁ そのくせ、香澄を救う方法を教えた後で、「…どうして自分を犠牲にしてまで…」とか言ってるし 正広に香澄を救って欲しかったわけではないってことですかねぇ 単に正広に香澄との最後の時間を有効に使いなよってことだったのか エアリオがこんなことを言わなければ、正広も理を乱してまで彼女を救おうとはしなかったろうにと思うと、結構罪作りな気がしちゃいますね 香澄は救いたいけど、正広が犠牲になるのは嫌だ…難しい心境なんだろね 今日のあらすじは香澄ルートと最後以外は全く一緒なんで感想も打ち止め(笑) ねたぎれっす(≧ε≦)ノ

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