８×８＝６４枚(葉っぱ６４枚と読め）

鬱だ（おーい）

ネタ　家族ってか兄弟　何か只管ブラックなジョー・・・ク・・・？

「暑いし怪談やろうぜ！」
「・・・アホか？」
「それを作る才能が必要だよな？」
「暑いし！」
「他人の話聞けよ馬鹿」

「１ヶ月位前の事なんだけどな」
「何御前、あるの？」
「夜目が覚めたら台所で電気がついてて」
「うぉ、有り勝ち」
「・・・そう思うか？」
「何だその自信」
「声が聞こえて来るんだよ、低い恍惚とした声が」
「こ？」
「覗いてみたら、親父が包丁に愛してるって連呼してた・・・」
「ちょっ、御前それちょっと違う！！」
「夜眠れなくなるだろ、別の意味で・・・」
「寧ろ死にたくなるわっ！！背筋寒くなるってレベルじゃねーぞっ！？」
「うんうん、包丁よりナイフだよな！」
「・・・あ、兄貴？」

「昨日の夜の事なんだけどな・・・」
「おーい、御前ずっと顔青白いが本当に大丈夫か？」
「・・・台所で」
「やっぱ台所かよ！！」
「むしゃくちゃべちゃくちゃと音がしたんだ」
「その擬音の時点で何か恐怖を感じるんですが！？」
「俺は見た・・・姉さんが生肉を食ってるのを」
「生？」
「ね、姉さん・・・？」
「で、こっそりだったのに気付かれたらしく、背を向けたら後頭部をがつんと」
「後頭部！？」
「気配でも読めんのか、奴は」
「何で其処までして隠す必要が？」
「・・・いや、暴力振るってる所に突っ込みは？」
「御前分かってないなー、家広くて兄弟多いからってその反応は無いだろ」
「そ、そうなのか！？一体何が・・・？」
「うわ、余計な事言うなよ！目が見えなくて羨ましいなんてそんな！」
「言ってねーよ、っつーか其処まで言うのか！？」
「・・・あ、あの？」
「ところで何食ってたか分かるか・・・？」
「後頭部殴られて忘れたんじゃなかったのか？」
「だったらこんなに青白くないぞ」
「え、てっきり殴られて貧血かと」
「アホ」
「鼻血だと思った・・・」
「何処に鼻血が！？」
「御前が食われたんじゃないのか、残念」
「御前は何を期待している！？」
「・・・なぁ・・・トイレ篭るから暫く来るなよ」
「あれ、兄貴も顔真っ青？」
「下痢？」
「吐くんだろ」
「何で」
「ところで横で唸ってる妹の事を気にかけてるか？」
「いも？」
「弟だ！！」
「力説する元気あんのか兄貴！！っつーかさっさとトイレ行け！！」
「で？」
「・・・人間の腕だったんだ」
「い、色んな意味で寒いからそれ以上言うなよアホ！」
「だからさっさと・・・もう良い、俺は部屋で引篭もる・・・」

「一本足りなーい」
「？」
「一個足りなーい」
「・・・？？」
「横から聞こえて来るんだ」
「何も聞こえないけど」
「俺に恨み言を言ってるんだ！！俺に！！」
「あれ、精神病んでる？」
「俺が死ねば良いとか、嗚呼そういや眼帯が無いって何処にあったっけ？」
「げ、兄貴が凄いぶっ壊れたー！」
「ナイスタイミング！！」
「・・・えー？」

「網で蝉を取ったら頭がもげた」
「何か生々しいなそれ！」
「網で人間を取ったら頭が」
「止めろ馬鹿ーっ！！！」

「朝起きたら縫い針が目の前にあったんだ」
「・・・え？」
「お早う、って言われて姉さんだって気付いた時にはもうどうしようかと・・・」
「本当に怖いのベクトルが違うっていうか身内の恐ろしい暴露話じゃねーか！！」
「・・・今のの何が怖いんだ？普段通りだろ？」
「それを普段通りとか止めてくれーっ！！！」
「いや、うっかり瞼を縫い合わされる所だったみたいで。糸がぶら下がってた」
「だから、それの何処が」
「もう良いから止めろって言ってんだろアホ共ぉぉ！！」

「そういえばさ、この前兄貴が頭に包丁１０本位刺した儘平気で歩いてたよ」
「あいつも人間じゃないよなぁ・・・」
「・・・何だ御前等のテンションは！？」

「あ、姉さん」
「何かあるの？」
「姉さんは怖いって話をしてたんだ！」
「何時からそんな話に！？」
「馬鹿だから色々忘れてるだけだろ。っていうか御前アホかチャレンジャーなのかどっちだ？」
「・・・今日の夕飯は焼肉にでもしようかしら」
「やっ・・・」
「？」
「冗談・・・だよなぁ・・・」
「食費が浮いて助かるわ」
「ね、姉さんそのそれはちょっと冗談がキツ」
「だからちょっと来なさい」
「え、何で俺！？言ったのあいつだろ！！？」
「俺何か変な事言ったのか？」
「・・・もう俺知らね・・・」

投げっ放し。
この仮定は放って置くと死亡フラグが立ちっ放しだが皆多分超人だから大丈夫・・・だよ、な？
何人が喋ってるか分からないが、この兄弟１０人以上居るので特に気にする必要が無い気が。後強烈な多重人格とかで水増し。一人でやってろ。
長兄と次兄と三男と・・・４番目と・・・６番、いや７か？後は長女か。末っ子はどうだろう。
馬鹿・・・といったら５か６？・・・８？が言ったら死亡フラグか。
１０か１１辺り・・・１１か。１２から先は忘れた。
取り合えず「天然で恒常化しているアレな事態をスルーな長兄」「最強最悪次兄」「妹思いの胃痛持ち三男」「盲目でアホなのが幸せ四男」「目が見えなくなってきた矢鱈ディフェンスに偏る常識人七男」「兎に角不幸な長女」は確定。親父とか知らん・・・。
気に入られててスルーされてる馬鹿は「露出狂六男」か「女装っ子１１男」・・・あれ、じゃあ５番誰だ？露出狂５番だったか・・・？
突っ込み誰だ、１１男か？
・・・男ばっかり？男系で女が欲しいなぁと常々思ってる一族で何時も一人位女で大家族とかいう設定が基盤だから仕方無い。
これがあるから次兄がぶっ壊れて女装癖と暴力に走るんだ・・・と言ったら鬱に・・・。自分でなってりゃ世話ねーよ。