８×８＝６４枚(葉っぱ６４枚と読め）

俺は先生に怒られるという事に慣れている。皆虐められっ子だと言うが、勿論Ｓで頭の出来は良い方で趣味が喧嘩の俺にそんな言葉は通用しない。「言った方も悪いけど殴ったんだろ？謝りなさい」とか言われたら素直に謝っといて面倒事は避ける。場慣れである。・・・あれ、俺被害者だよなぁ・・・？（質実剛健目指してる時点で終わってる）

ネタ

「うちの親父って生活能力皆無でさぁ、もう勘弁して欲しいよ。ホラ、うち父子家庭だし」
「それならまだ良いんじゃね？」
「何が？うち汚いよ、掃除も洗濯もろくにしないわ食事はインスタントだわ」
「この前睡眠薬混ぜてみたんだけど効果無かったな・・・」
「いや待て、何でそんな事をした！？」
「そりゃまぁ勿論、人間なのか検証しようと」
「話吹っ飛び過ぎだろ、前提を話せ前提を！！」
「へ？」
「御前なっ・・・何故人間じゃないと思うんだ！」
「えぇと・・・車と衝突して止めたり母さんの殺す目的だとしか思えない自称悪戯を耐え切ったり化け物と母さんの邪魔を切り抜けて戦ったりー」
「よし分かった、精神科へ行け」
「いや、マジだし」
「んなわけあるか！！何だよ化け物って！？」
「化け物は化け物だろ。結構高い頻度で家の周りにも」
「もう妄言は聞きたくねぇぇーっ！！！」
「・・・えぇと、この前は１０個位入れたんだよ、睡眠薬」
「嗚呼もうあえて無視してやるよ・・・何故睡眠薬が家に？」
「母さんが試したのかなぁ？」
「何で母親の真似して犯罪を・・・」
「勿論何処まで耐え切れるか好奇心が疼いて！！」
「キラキラした目で恐ろしい事をのたまうな」
「えー？あ、洗剤も試したけど駄目だったよ」
「それは確かに人間じゃないけどな・・・御前の話何処までが嘘なんだ・・・」
「全部本当だって。ところで王水の作り方知らない？」
「お・・・？」
「酸。硫酸より強いとか何とか」
「物騒な！！」
「黒くてですのてって書いてあるノートとか良くね？」
「好い加減現実に帰って来い」
「あー・・・でも、母さんが学生の頃一緒に異世界行ってうっかり救って帰って来たとか・・・」
「母親まで電波発言！？い、いやっ、御前の虚言という線でっ」
「電話する？」
「御免なさい勘弁して下さい」
「怪物相手にサバイバルしたとか言ってたし、天変地異位じゃ死なないかも」
「位って何だよ位って！！人間辞めてるってレベルじゃねーぞっ！！」
「ナイフで腹は裂けると思いますか！」
「天変地異で死なないと思ってるなら出て来ない科白だな？」
「頭突きで家が崩壊しそうな気がする」
「御前の妄想は何処まで行くんだ」
「アスファルトを破壊とか！」
「頭突きで・・・？」
「地震と地割れ！」
「思考の行き着く果てが見えない」
「けつんあなぁてぇつっこんではぁがたがたいわせたろかー」
「・・・だから、何がしたい？」
「あ、何か出来そうな気が・・・圧力はアスファルト以上っぽいし無理かなぁ」
「真剣に検討する言葉じゃないからな？後実現不可能と言い切れないからある意味怖いわ！」
「目を抉」
「死ね。御前は親父をどうしたいんだ」
「・・・えぇと、何だった？」
「人類の為に死ねっ！！！」

完全に趣旨がどっか行ってるぜ・・・。
そういえば真っ先に目を抉るとか何とか言うのがＳらしいとどっかで聞いた。
・・・思うんだが、Ｓとか強い奴とかプライドの高い奴を蹴落とすのが好きという奴じゃないか、其処は。色んな意味で御免なさい。
人間誰しもそうだとは思うがなぁ。やっぱり上に上がるのが生物の本能って奴だ。俺は正々堂々ぶちのめす為に努力は惜しまないが、まぁ・・・別だよな・・・。
猟奇趣味に片足突っ込んでる事も認める。まぁ奇妙な物を探し求めるっていうのが本来の使い道らしいが・・・うん、まぁなぁ・・・。
そんな事言いながら正義感は強いので基本は無害。悪人は殴る冪だと思っているので反省はしない、というかしたら屈する事になる気がしてならないからしねぇ。
弱い者虐めしたって楽しくねーんだよな・・・罪悪感だけだし、やっぱり拳は返って来ないと楽しくねぇ。喧嘩の高揚感は楽しい。正々堂々勝利した時・・・より中身の殴り合いだ。
嗚呼駄目だ俺。まぁいっか・・・。