2006/05/01(月)19:15
「『お前は俺の女』意識にひそむ罠」-5- 著者/村田和木
I want to to deepen more more understanding about DV.
And I want to have you know DV towards most more.
私はDVについてもっともっと理解を深めたいと思います。
そして、より多くの方にDVについて知っていただきたいと思います。
毎週月曜日に、2000年9/22号の婦人公論に載っていた記事をご紹介しています。
周りで、DVについて苦しんでいる方にも是非おススメして読んでもらってください。
私は、苦しんでいたときに、この文章でずいぶん救われました。
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原さんを苦しめていたのは、夫の井上さんである。
(ふたりは別姓を使っているが、法律上の結婚をし、小学生の男の子がふたりいる。)
私は、この話を聞いたとき、すぐには信じられなかった。
目の前の井上さんはとても穏やかな人で、抑圧的なところなどまったくない。
彼が加害者なら、男性の99パーセントは加害者になるのではないかとさえ思えてくる。
「確かに僕はDVの加害者でした。
連れ合いは、僕の命令口調や偉そうな態度が耐えられなかったと言います。」と井上さん。
原さんは、当時をこう語る。
「もともと彼は繊細で優しい人なのですが、会社に入って男社会の構造に巻き込まれてしまったがゆえに、いつのまにか"男の権威"を振りかざすようになっていたんです。
たとえば、自分の好きな銘柄のウスターソースが食卓にないと、途端に不機嫌になったり、私や息子達に対して、いつも抑えつけるような言い方をしたり。
それは、彼の中に『俺が稼いで家族を食わせてやっているんだ』と言う考えがあったからだと思います。
私も働いているのですが、一家を養えるほどではありませんから。
『何か違うな』と思って彼に意見を言っても徹底的に反論してくるので黙ってしまう。
彼は、私が納得したものだと思って、もっと増長する。
一緒に暮らすことが息苦しくて、しまいには過呼吸発作を起こすようになってしまいました。
自分を苦しめるストレスはどこから来るのか。
答えを求めて悩んでいたとき、仕事帰りに飛び込んだ女性センターであるチラシを見つけたんです。。
それを読んで初めて、私を抑圧しているものには『DV』という名前が付いているんだということを知りました。
井上に『あなたの言い方はDVになるのよ。』と話しましたが、理解してもらえなかった。
だから、これ以上我慢したら自分が壊れると思い、離婚を切り出したのです。」
井上さんにとっては青天の霹靂(へきれき)だったようだ。
「DVと言われても、最初は『なんだ、それ』という感じでしたね。
『周りの男と違ったことは何もしていないのに、どうして俺だけ責められるんだ』という不満もありました。
でも、連れ合いは僕のせいで発作を起こして苦しんでいる。
そのうえ、『離婚したい』とまで言われたのですから、これは自分が変わらないと大変なことになると思ったのです。
彼女からフェミニズムの本を何冊も借りて勉強したり、一緒に女性センターの講座に参加したり。
仕事第一だった生活も改めました。
もう必死でしたよ。」
「井上が、『僕はきみを失ったら、それ以上失うものはない』と言ったのです。
それだけ真剣に考えているのだったら、やり直してもいいと。
それから、ふたりで苦しみながら、一歩一歩、関係をつくり直していきました。」
(原さん)
(5月8日に続きます。)
婦人公論 2000年9月22日号
「『お前は俺の女』意識にひそむ罠」
著者/村田和木 より
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今日の英語。
英会話上級、先ほど録音分を聴きました。
やっぱり単語がネックになってますー…
でも、今月は食に関することがテーマなので、身近な問題です。
入り込んで聴こうと思います。
それから、TOEIC向けの勉強は、リーディングの中の分からない単語を調べてみました。
何と!発見がありました。
どうやら、大学受験のために覚えた単語は、私の頭から抜け落ちているようです。。。
一つ一つ、確認していこうと決めました。
「急がば回れ」で行こうと思います。