巡礼の旅(pilgrim)

2007/10/11(木)00:58

美濃赤坂から加納まで

中山道(35)

 久しぶりに中山道歩きに戻りました。今回は、加納から赤坂方面に歩きました。それは、赤坂や、東赤坂(近鉄)や、十九条(樽見鉄道)へは、便数が少ないので、早めに歩くためには加納から歩くのがよい、夕方は雨の可能性が強まるようなので、先に歩いて、駅で待つほうがよいと考えたからです。。(赤坂近辺は以前既に歩いていましたが)。 岐阜駅の裏手には「サカエパン」という外見は古い民家のようなパン屋さんがあり、大変賑わっています。そこで昼食分をゲットしました。焼きたてパン美味しいよ。   迷いやすいところはないですが、JRの高架をくぐるところだけは押さえておきましょう。 長良川に出るまでは、街中の歩きですので、車には気をつけましょう 鏡島弘法さんへの門前です。   弘法さんです。お彼岸ということあってかそれなりに人出がありました。  弘法さんの横には小紅の渡しの案内があります。  船着場にも案内があります。   対岸に渡しの船が見えます。長良川はジェットスキーのメッカですがうるさくて危険です。 渡しを利用しようとして、1時間程度待っていましたが、対岸からは「出ない」との旨の叫び声と共に、腕でバッテン印を作ったおじさんの姿が見えました。岐阜市の公式サイト http://www.city.gifu.gifu.jp/kankou/miru_11.html には以下のようには以下のように掲載されているので、楽しみにしていましたが。そこで現在岐阜市にこの件について問い合わせ中です。 サイトより引用: 江戸時代にタイムスリップ。 船頭さんの手漕ぎで県道を渡る?!。  長良川を渡る岐阜市で唯一の渡し舟。なんと県道(文殊茶屋新田線/173号)の一部となっています。  史実に登場するのは元禄5年(1692年)で、川下にあった河渡の渡しが中山道の表街道として、小紅の渡しが裏街道として栄えました。  岸付近では竹ざお、水深の深い部分は櫓で進み、水面から見る岐阜城が美しいと評判です。  冬季は鴨などの野鳥が飛来するバードウォッチングのスポットでもあり、毎月21日の弘法さんの命日は鏡島弘法への参詣客で賑わ 小紅の渡しデータ 休航日 毎週月曜 住所 岐阜市一日市場 時間 4月~9月 8:00~17:00 10月~3月 8:00~16:30 問い合わせ 岐阜市土木管理室 058-265-4141 アクセス 名鉄岐阜駅から岐阜バス「東改田」行30分、「一日市場」下車、徒歩5分  仕方がないので南下し河渡(ごうど)橋を渡りました。その付近はアユの産卵場のようで、漁協らしき船が出ていて見張りをしていました。   55河渡宿付近は洪水とその河川改修でかなり地形が変わっているようです。また、ここの宿場は平時は過ぎ去るだけの場でしたが、河留めが続くと繁盛したとのことです。 芭蕉も「おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな」と読んでいて有名すぎます。  馬頭観音や一里塚跡を通ります  美江寺です。   現在の浮世絵ポイントです。川があるのは変わっていませんね。   2007年10月より近鉄はこの養老線を廃止します。その後は養老鉄道株式会社とて営業するようです。   私が歩き旅を始めてから、いくつの路線が廃止になってしまったでしょうか?経営主体が変わっても、まだ、存続される路線はラッキーでしょう。赤字分をどこが負担するかが最大の問題でしょうが、地球環境のためにも、車を使えない、学生、高齢者のためにも踏ん張って欲しいものですし、私たちもできるだけ公共交通機関を利用したいものです。  なだらかな、しばしば曲がりくねった中山道を歩きます。季節がよければ快適ですが、一部車に気をつけないと危ないところもあり気が抜けません。 赤坂本町駅跡の踏切を通過する貨物列車。貨物のみ運用しているらしい。今では美濃赤坂駅までしか旅客は運用していないので、美濃赤坂駅から、中山道の歩きを始めたり区切りを打ったほうがよいようです。

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