巡礼の旅(pilgrim)

2010/05/19(水)10:48

軽井沢からへ横川へ

中山道(35)

 連休なので、ことしはほかの活動はせずに中山道を歩くことにしました。ゴールデンウイークはどこへいっても混雑します。観光地なんか行っては元も子もないです。どれでいまいち人気のない中山道を歩く気になりました。それにこれから歩くところは大方街中なので、混雑はないでしょうと推測しています。   長野までは在来線特急で行き長野からは長野新幹線に乗り軽井沢に到着しました。新幹線に続けて乗ると在来線は特急代金は半額になるからかなりお得です。それにしても長野発の新幹線は激空きでした。軽井沢につきました。街道沿いのお店を回りました。有名なのは土屋写真店ですね。あとはお気に入りの酒屋にもよりましたが、ほかにも興味のあるお店もありますが、軽井沢といえどもすでに私にはB級観光地にすぎません。別荘を最初に築いたショー氏の家もあります。教会もいくつかあります。 駅から見える離山和宮には縁起が悪いと子持山と名を変えたとか   土屋写真店です。皇族に関心あればテニスをする人たちが見られます  さて、ここから碓氷峠を越えることになります。しかし、軽井沢側からだと下りが中心で上りはわずかです。それでも久々に上りのハイキングを楽しみました。ところどころ道が崩れている感じになりますが、それは沢があるからでした。すぐに峠につきます。見晴台と呼ばれる長野と群馬の県境のあるところです。峠あたりは平たくなっていまして熊野神社とか力餅のお店とか一応観光地のような風合いはあります。でも一番いいのは見晴らし台から上州の山並みのみならず、遠方の山並みも眺望できることです。ただし春は霞が出ているのでアルプスは見極めにくいです。ここでおもちを食べました。大しておなかは減っていないのだけれど、昔からの旅人になった気持ちで食べました。ちょうど県境のある店に入りました。クルミやきな粉やゴマなどいろいろな味がありましたが、私は伝統的なあんこにしました。  見晴らし台です 遠くの山並みも見渡せます手前の並んだ石は長野群馬境です。 熊野皇大神社長野と群馬の中央が県境です  出発しましたが、ここからは下りです。かなり急な下りになるところもあります。下りは楽ですが、ひざをやられる可能性もありますので要注意です。途中次の宿の坂本宿が見渡せる覗を通ります。 「覗き」という逮捕されそうな名前のところです。坂本宿が丸見えです。 くだりは岩だらけ お地蔵さまのような石がいっぱい   「掘りきり」 秀吉の小田原攻めのときに安中城主が 防戦のために細く切り掘ったらしい   坂を降り切ると旧の信越線の跡を見ることができます。有名なめがね橋はここからもう少し行ったところですが、なくなく時間の関係で訪れるのは断念しましたが、とても感じのいい軌跡が残っています。 中山道はここのトンネルの上を通っていました。少し寄り道すると面白いよ 少し背後に進むと下の画像の橋に出るよ   第二橋梁   信越線跡を見たいのはグーッと抑えて坂本宿に向かいました。坂本宿の道は広いです。そして浮世絵ポイントはわかりやすいです。ただし本当は少し上から宿を眺めたい感じなのですが。 坂本宿に入りました。やれやれです   広い道の中央に水路があります刎石山が印象的です   現在の宿場では道は舗装され、水路は道の左右に分かれています   碓氷の関所の門だけが残っているそうです 入り鉄砲に出女ですね   碓氷峠鉄道文化むら、だそうです。 すでに閉館していました。   日が長くなった季節ではありますが、それでも午後から歩きだしたので夕暮れに近くなってきました。それで、横川から高崎に向かい列車に乗りました。駅の隣に釜飯を売っていたので、しかもおなかもぺこぺこなので買う予定ではなかった釜飯を衝動買いしました。 岩場を歩いてきたので所々ボロボロになったナイキもともと年季の入った通常のウォーキングシューズ   宿に倒れこんだら、もう腹ペコ何も言わずにかき込んだ でも時々近くのスーパーで駅弁大会やっているけどね   本日は万歩計によると21.1キロ 30,187歩でした。釜飯だけではむなしくて夕食に出ました。高崎は大都会に見えます。ヤマダ電機の本社もあるし。横川ー高崎間は明日歩きます。半日の歩行としてはこれで十分すぎます。以前マメのできたかかとからまた出血していました。しかし、天気にも恵まれ無事峠越えできたので大変ありがたいことです。  

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