ぴろうぶっく

2004/08/28(土)21:12

教えるということ・・・

仕事全般(26)

少しタイトルがヘビーですが、どうしても書きたい心境なので真面目に書いてみます^^) つい最近の日記にあったように、最近「簿記3級講座」の受講を始めました。母子・寡婦家庭向けの講座で、全12回・1回4時間、11月下旬まで土曜日が殆ど潰れます。参加費用は、教材費含んで9000円!! 今日で2回目の受講でしたが、実際に受講してみるまでは「母子家庭向けの講座だし、値段も安いし、・・大した事しないだろうなぁ~。受身の講座で眠くなるかもぉ~。」と思っていたんですが、なんのなんのこの講座を担当して下さっている先生は、この道26年の大ベテラン!(<<勿論、ご自分で税理士事務所も構えておられる先生です。)簿記のことなんか全く知らなかったシェリにも、とても分かり易く「簿記ってスゴク身近なものなんだ」と興味を持たせて下さいます。そればかりか、この先生からはシェリと同じ「教える」という共通の仕事を通して、その在り方をも勉強させて頂いています。 「簿記」で使用される語彙というのはシェリにとっては、外国語のようなものです。ただ教科書に記述されている事を読み進められたところで、何のことだかサッパリ分かりませんし、興味も湧いてこなかったでしょう。シェリを通して「英語」に触れている生徒たちにだって、多かれ少なかれ同じことが言えるはずです。 その簿記の先生は、様々な身の回りのこと・ご自身の思い出話・あるいは生徒(シェリたち)の今後の夢など、生徒の興味を惹くよう巧みな例を出しては、それらを「簿記」と関連付けして講義を進めて下さいます。とても面白いです。 「教える」ということは、生徒にとって適切かつ明確な目標を与え、いかに「教わる側の興味を引き出すか・・」そして最後に「ナルホド!」という感動を与えられるか・・・という事なんだと、身をもって実感しています。こうして「教えるという事」について、自分なりの定義が出たところで、扱う事も、環境も、「簿記」と「英語」では異なる事柄が沢山ありますし、すぐに自分の生徒たちに還元出来るとは思いません。でも今、1人の英語講師として目の前のベールが1枚脱げたような・・・そんな気分です。どんな児童英語講師向けの書籍を読むよりも、どんなレッスンプランを目にするよりも何よりも、「教える」という事への姿勢を学ぶことが出来たようなそんな気分です。1日も早く私も、1人前の英語講師として、胸を張ることが出来るようになりたいです。

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