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テーマ:ミニカー大好き
カテゴリ:各種フォーミュラ
昨年のジョバンナ・アマティのブラバムに続く「ウデはないけど需要はある」第2弾。つか本来はこっちの方が先だったのに、スパークの発売スケジュールの関係でアマティ女史が先行しちゃったというわけだ。
![]() スパーク1/43 ダラーラ SF23 エムテック 2024年スーパーフォーミュラ NC(最高位12位) #53 野田樹潤 懐かしのラーク・マクラーレン(古!)やアウディR8でのルマン優勝などで名を馳せた「チーム郷」を起源とするTGMグランプリ(TGMはチーム郷モータースポーツの略)からエントリー、2021年のタチアナ・カルデロン以来3年ぶりで日本人女性としては史上初のトップフォーミュラ・ドライバーとなる野田樹潤。参戦決定時点で24年のスーパーフォーミュラミニチュアはこれで行こうと決めていた。 海のものとも山のものともつかぬドライバーの青田買いはレーシンカーコレクターの醍醐味と個人的には思ってるので。大成すれば「世間が注目するずっと前から追ってんだぜ」と。まあ自己満だ。逆に爪痕残せずに消えるようならば、それはそれで「こんなのもいたっけかなぁ」と昔語りのよすがに出来るし。 残念ながらこのドライバーは能力や立ち居振る舞いから、どうやら後者になりそう。 そもそもトップカテゴリーの女性の参入は、本人サイド云々以上にチーム及び主宰団体の思惑が絡む政治的な側面があったように思う。トップカテゴリーを標榜する割に閑古鳥が鳴く客席、観客来場者数を伸ばす打開策として、もっと直接的にチームの運営資金確保のための金づるとして、というわけだ。 2024年の観客来場者数はスーパーフォーミュラ史上最高の20万9600人(前年比127%)を記録したことから一応の成果はあったともとれる(それが目標数に対しどうだったのかは知らんが)。 マシンはミキハウスやフォーデイズ、安藤ハザマ、ジーベック(機動戦艦ナデシコの、じゃなくて作業着のほう)などのスポンサーに彩られているものの(ホンダのマシンに豊通がついてるのはご愛敬?)、53号車だけの対応であることから、チームに資金が流れ込んでいるわけではないだろう。 ![]() チームメイトの55号車は、一貫して(ラークマクラーレンをオマージュしたと思われる)ガンメタ地に桃赤系の差し色を入れた、53号車に比しては寂しいかぎりのカラーリングで、チームの台所事情が手に取るようだ 契約締結時に判っていたことなのか思惑が外れたのかは知らんが、野田起用でチーム運営がひと息つけたとは思えん(実際、25年は撤退濃厚)。 一年使ってポイントは獲れん、カネも入って来ないでは、契約継続の意味はない(それ以前にチーム存続が怪しいし)。んじゃ他チームが手を挙げるかと言えば、そんな火中の栗を拾うような物好きはいないというわけで、第一次トップカテゴリー挑戦は一年限り(第二次があるかは分からんが)と。まぁ何年かして戻ってきたならば、また買うんだろうな(笑)。 毎年毎年、テレビは面白くもなんともない正月番組(個人の感想です)垂れ流しだから、こういう時こそブログ更新のチャンスと思いきや、日テレで毎深夜「十角館の殺人」を放映したりするもんだから、そっちリアタイ優先で結局全話終ってから書き始め、という顛末(汗)。 十角館をはじめとする綾辻行人の「館シリーズ」は大好物で、特にシリーズ第一作の衝撃といったらあなた、まさに「衝撃の一行」の破壊力抜群で。ドラマ版は孤島で災難にあう6名に、わざとさほど名の売れていない俳優をアテることでうまく「衝撃の一行」を映像化せしめた。ひらがなけやき時代からのほんわかイメージの長濱ねるが、クローズドサークルの当事者を演じるのはちょっとどうかなと思ったが、うまいとまではいかないまでもワンステップ殻を破った感が見えたのも収穫。番組内でしつこいほどCMをうっていたが、十角館に続く第2弾「〇〇館の殺人」は是非とも「時計館」でお願いしたい。 ~1月16日追記~ 野田樹潤、今年は世界のどっかのローカルシリーズに潜り込んで、と思ってたら何と親父が娘のためにチーム(トリプル・ツリー・レーシング)立ち上げだって(驚)。今シーズンのスポンサーをごっそり引っ張ってやるつもりらしいが、逆に言えばそれだけのスポンサーがついてるのに既存のどのチームも契約する気がなかったって証左でもある。現時点でチーム立ち上げって宣言しても2月のスズカテストや、もう少し猶予を見て3月の開幕戦にグリッドに並べてるのかは五里霧中ってところだな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.01.16 19:19:41
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