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テーマ:ミニカー大好き(3431)
カテゴリ:IMSA / WTSCC / SCCA
一時、カルソ祭りで青一色に染まった感があったんだが、それが一段落したら今度は赤一色(笑)
数えてみたら512BBに始まってこれで10連チャンめ。 まぁ赤ってぇのは古今東西ある意味一番わかりやすいレースカラーだから、今後もワンサカ出てくんだろうけど、こんだけ続くのはないだろー、つか、ないようにしよう。 ![]() スパーク1/43 ローラT222シボレー #88 風戸裕 「赤の時代」のトリを務めるは、コレクション初見参のCan-Amカー。 今を去ること40年前、排気量とかマシンレイアウトとかの細かい規定はほっといて、単純に2座席であればなんでもオッケーという、まさにアメリカンなレースシリーズがCan-Am(カナディアン・アメリカン・チャレンジ・カップ) F1などの欧州主流のレースがシーズンオフの時期に開催され、下世話なハナシ賞金がたんまり出たから時のワールドチャンピオン、ジャッキー・スチュアートら綺羅星の如きスタードライバーが参加して、豪快な排気音のビッグマシンを振り回し隆盛を極めた。 そんなスーパーシリーズにモータースポーツ後進国たる日本から唯一フル参戦した若武者が風戸裕。 若武者というのは、まぁ言葉のアヤで、実際は若武者とかいう形振り構わず的なイメージとはかけ離れた、理知的でありブルジョアでありセルフプロモート能力にも長けた、勿論実力的にも世界を相手に出来るだけの力がある非常にスマートな若者であり、一部のとるに足らないエゴのぶつかり合い(それをレースと言うのだが)の巻き添えを喰らって夭折しなければ多分、ホンダのおまけとしてワールドデビューした中嶋某など足元にも及ばない、本当の意味でのパイオニア・先駆者たりえた最初の日本人ドライバーになったはずの風戸である。 この辺の事情はレースファン必読のレーシングオン誌に詳しいので割愛するが、その風戸裕が1971年のCan-Amフル参戦時の愛馬がローラT222シボレー。 8リッターV8を背中に積む化物である(8気筒で8リッターて、気筒あたり1リッターで軽自動車よかでけえっ!) 最高位はエルクハートレイクの5位(シリーズ10位)だが、スパークが商品化したのはなぜかレース半ばでサスペンションが壊れてリタイアした第9戦ラグナセカ仕様。 当時の写真と比べるとフロントトレッドが実車と違って若干狭いような気もするが、薄くて馬鹿でかいCan-Amカーの雰囲気がよく再現されてる(^^) 有名な風戸裕のロゴも丁寧に再現されて、さすがスパーク、いい仕事してまんなぁ! ブッチギリで褒め倒してやんから、お次はマリオ・アンドレッティやピーター・レブソン、デニス・ハルム、ジョー・シフェール、ジャッキー・スチュアート達に混じって戦い10位完走を果たした記念すべきワトキンスグレンを出してくんなかな~(それとポルシェ908-IIもね) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.30 02:04:47
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