studio PINE SQUARE

2021/07/30(金)00:30

なにがそんなにめでたい?(マクラーレンMP4-25&MP4-26メルセデス)

F1(460)

​​ ​世の中、正月だっつーんでどこにいっても「あけまして~」の連発だ。 何の変哲もないただの挨拶よ、と云われりゃそれまでだが、私的にゃあこれがまったく困ったもんだっつーわけで。 今年もよろしくを否定するつもりはないが、その前に絶対くっつく「あけましておめでとう」 なにがそんなにオメデタイわけよ?と。 特に我が社は超高齢化構造で社員の大半がもう人生ピークを過ぎて完全に下り坂な、つまるところ棺桶に片足どころか両足ドップリと浸かってる状況で、新年っつーのは今年もあの世に一歩確実に近づいたんだよと公に宣言されてるといっても過言ではないのに、それをおめでたいとは、めでたいのはお前らのアタマん中だ、と思ってるんで。 まぁ小心者ゆえそんなことはお首にも出さずに「あ~こちらこそ」とか当り障りのない返答してるんだが正直疲れる。 大体、31日までしっかりたっぷり残業込みで仕事して、元日もたまたま日曜だったから休みだっただけで、1日休んで2日から仕事初めて「あけまして」もへったくれもねーよな。  出勤する道すがらも、なんかアッタマ悪そうなジャージ姿のクソガキどもが行列っつーかアスファルトの地べたに座り込んで、一体なんのオール終わりだよ?と思ったら、どうやらウチの近所の隣り三軒両隣りの町内じゃ有名なスポーツ用具店の新春初売りの福袋かバーゲン待ちで、デパートのシャッター前でも同様の行列で、ホントおめでたいヤツラだ。 そーゆー連中が大量発生するから新年は、あけましてオメデトウっつーことなんだな(笑) なので、そんな連中に敬意を表して(謎)ちょっとおめでたそーなクルマを。 ミニチャンプス1/43 マクラーレンMP4-25メルセデス #1 ジェンソン・バトン  ご存知、元祖Fダクトマシン。 シーズン前半はこの新機軸のおかげでシリーズを牽引するも、後半はみんなに真似されて得点が伸びず。 加えて、エキゾースト設置位置の処理で完全に他チームの後塵を拝する形になって、ランク2位に甘んじた。 但し、ジェンソン・バトンに関しては、“ハミルトンチーム”への移籍は人生最大の間違いとまでいわれたマクラーレン人生を無難に切り抜けて評価を上げた感がある。 スパーク1/43 マクラーレンMP4-26メルセデス “中国GP” #4 ジェンソン・バトン  エポック・ウェポンのFダクトはたったの一年でお蔵入りして、末端デザインに凝ることよりマシン本体でアドバンテージを稼がないといけなくなった今シーズンは、誰もが気がつかなかった(気がついても誰もやらんだろー)変形サイドポンツーンが特長のMP4-26はしかし、チームの期待とは裏腹にオフシーズンテストで超鈍足マシンだった。 それでも開発の手綱を緩めずに、シーズン後半には最速レッドブルを凌駕する速さを得たものの、前年とは逆にシーズン前半の不調が祟って、2年連続ランク2位。  どうだす?クロームメッキに赤ロゴがなんともメデタイっしょ?な近年のマクラーレン。 もっとめでたいマルボロ紅白の時代ははるか彼方、葬式のようなウェスト銀黒時代を経て銀赤となって久しい。 その間、1回のチャンピオン獲得で、この2年でしっかりランキング2位、ベストルーザーの称号が低位置に。 となると、あんまオメデタイわけでもなかったねえ(^^ゞ ​

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