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テーマ:ミニカー大好き(3233)
カテゴリ:F1
今から20年前、ローランド・ラッツェンバーガーとアイルトン・セナが天に召され、そしてF1とイコールな存在と言っても過言ではないチーム・ロータスが偉大な生涯を閉じることになった。
(考えてみれば、もう20年も前のハナシだよ(゚д゚)時の流れははええよなぁ、ホント) スパーク1/43 ロータス109無限 "1994年ベルギーGP 12位" #12 ジョニー・ハーバート ハッキネンとハーバートを擁し、3年落ちのシャシー102系からブランニュー107へ脱皮したとともに上昇気流に乗ったかと思われたチーム・ロータスだったが、ハッキネンの離脱やF1界の急激なハイテク化についてゆけず、せ素性のよかったタイプ107を活かしきれずに再びジリ貧状態に逆戻り。 それでも幾度か光るレースをしポイントを稼いで、起死回生にと無限エンジンを獲得し資金繰りの苦しい中で無限専用シャシーとして開発したのがタイプ109だったが、大口スポンサーだったカストロールの撤退が尾を引き、結局シャシーを用意するまでが精一杯の状態だった(らしい) そんでもって無理して未完成のハイテクつけたら、イモラ事故の煽りをくらってハイテク禁止方向にベクトルを振られるなどやることが裏目裏目に働いた感もあった。 カタチ的にはなかなかイイ感じで速そうなんだが、この時代のマシンは外見よりも中身がどれほどハイテク化されてるかが勝負の分かれ目だったから、やっぱダメなもんはダメだった。 だもんで無理して未完成のハイテクつけたら、イモラ事故のあおりを食らってハイテク禁止方向にベクトルが振られちゃったり、やることが裏目裏目に働いた感もあった。 それでも、エンジン屋の意地で開発したDスペックエンジン(MF351HD)でもってモンツァ予選4位が、この年の白眉で、ただしせっかくのセカンドロー発進もスタート直後の1コーナーで後続に追突されてジ・エンド。 その後もいいとこなしで、チーム創設以来初のノーポイントでシーズン終了、資金繰りがにっちもさっちもいかなくなり、風雲児コリン・チャップマンの系譜たるチーム・ロータスの命運ここに尽きた。 と、まあいいとこなしのタイプ109ではあるものの、世の中出来の悪い子ほどかわいいとかゆーじゃん(笑) 小口スポンサー沢山ってえのも、ミニチュアとしての密度感アップで◎ あとは、なんでイタリアGPじゃなくて予選20位決勝12位のベルギーGPなの?ってことだけど、毎度毎度スパークのこの辺、謎なんだよねえ(-_-;) (しかし、シオノギ、日立、コマツといった日本企業は投資先を完全に間違えてるよねえ。 こんな難破船になんで?って感じだが、まぁF1界の海千山千にしてやられて骨の髄までしゃぶり盗られたってことなんだろうが、こーゆーイタイ経験が今の時代の無関心を育ててんだよね、きっと) あとね、リアタイヤ前のアッパーカウルのロータスマークを半分ちょん切れたように中途半端に描いてるの、これダメだよねえ。 別に空力とかにゃ関係ないけど、フェラーリも640の時に、サイドポンツーンのカバリーノ・ランパンテの位置が悪くてアッパーカウル外すと馬の首が切れちゃうような感じで、クルマ炎上しちゃうしリタイアの山だったけど、641/2で位置を変えたらものすごく戦績じゃんか、実はそーゆー迷信的なもんって戦績に影響しねえかい(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.30 00:08:38
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