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studio PINE SQUARE

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2016.06.25
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カテゴリ:各種フォーミュラ
​​ ​ルマン本戦も終わったし、ちょっとルマンカーばっかで食傷気味なんで毛色の変わったもんを、とゆーわけで。
待ちに待った!ってゆーほどではないんだけど、あるとなんか嬉しい一台。
久々のミニチャンプス。
通常商品のリリース予定は相変わらず「何考えてんだ?何も考えてねーだろ」な中身だが、こうしてちゃんと考えるブレーン(外部だけどね)がいればまだまだ侮れない。
まあ、今更、外部ブレーンの下請けにはならないだろうけど。


ユーロスポーツ特注ミニチャンプス1/43 ラルトRT23無限 "1991年全日本F3000第6戦SUGO 2位"
#6 ミハエル・シューマッハ

 言わずと知れた7戴冠の皇帝ミハエル・シューマッハだが、どんな覇王もそうであるようにシューマッハにも帝王学のなんたるかを学ぶ修業時代はあったわけで(同時代のライバルよりは物凄く短い期間ではあるが)
カートからジュニアフォーミュラを経て、他者とは違った道のりとしてWSPCメルセデスに籍を置き、スピード一辺倒ではないラップタイム優先の走りや他人のセッティングにドライビングを合わせるといったスキルを学んでいたF1デビュー前、ほぼワンメイクの様相を呈し吸収すべきスキルの少ない国際F3000とは異なり、シャシータイヤエンジンの主要3要素すべてがマルチメイクというガラパゴス的進化を遂げた全日本F3000は恰好の修行場と判断し、スポット参戦を決め、シート合わせやタイヤテストを経て1991年7月スポーツランド菅生に姿を現す。
足の具合が完治せずベネトンをクビになって流れついたジョニー・ハーバートのチームメイトとしてチームルマンからエントリー。
ラルトRT23シャシーに無限エンジンの組み合わせにタイヤはブリヂストンというパッケージで、タイヤエンジンはともかくもシャシーがどうにも日本にはあわない代物だったため、前評判は決して高くはなかったと記憶している。
もちろんメルセデスでの走りや前年のマカオGPとそれに続く富士インターF3での連勝で、ネクストパーソンとしてそこそこ名前が挙がってきてはいたが、それでもラルトじゃなあ。。。というくらいダメシャシーだったわけだ。
ところがどっこい予選が始まればあれよという間に予選B組の2番手タイムを出して、結果総合予選4位、2列目からのスタート。
そこには、ブリヂストンの浜島エンジニアをとっ捕まえて夜遅くまでタイヤについて質問攻めとか、コースについて他のガイジンドライバーに聞きまわったとか、ハーバートのアンダーボディととっかえてくれとか、いろいろと逸話が残ってるんだが、要は当時日本にいた他のガイジンドライバーからは考えられないくらいにねちっこくやってた結果とゆーわけなんだが。
決勝は、スタートこそ出遅れて5番手まで順位を落とすが、小内刈り大外刈りを繰り出して片山右京やトーマス・ダニエルソンを次々と料理してレイナードを駆るロス・チーバーに次ぐ2位フィニッシュ。
先行車のアクシデントによる繰り上げといった要素はまったくなく、まさに自力で戦い獲った2位。
しかもそれがダメシャシーの烙印を押されたラルトでF3000初挑戦の若僧だったから、シューマッハの評価は一気に高まり、F1ジョーダンでのテスト走行を呼び、そして瞬く間にF1デビュー、そしてベネトンのレギュラードライバーへと巣立っていくわけである。
 今は便利な時代だからネットを漁れば、まんま当時のテレビ中継を観戦できる。
まあ、画像は推して知るべしだけど、今のF1(は見てないけど)よりもよっぽどレースしてて燃える(笑)
マシンも暗色一辺倒の現行F1から見ればとってもカラフル。
キャビンの赤、伊太利屋のピンク、キグナスの白、コスモオイルの銀、テノラスのガンメタ、カワイスチールの水色、アドバンの赤黒、PIAAのモノトーンなどなど。
ラルトはこれで金型(樹脂型か)が出来たからいいけど、あとローラとレイナード、どっかでやらないかなあ。
あのバブル経済真っ只中の狂乱と成熟の時代を経験した人間にゃ、あそこが丸ごとスッポリ抜けてるのはちょっとイタいんだよね。
ホント全車とはいわないけど歴代チャンピオンカーくらいはレーシングオンとスパークのコラボとかでいけんじゃない?






 






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Last updated  2021.07.29 22:13:33
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