|
テーマ:ミニカー大好き(3431)
カテゴリ:IMSA / WTSCC / SCCA
「白地に青」だけれどブリッグス・カニンガムじゃないよ(笑)
テキサス・ロードランナーの話をするのはこれで4度目。 調べてみたら、最初は2008年8月(すげー昔)、2回目が同年10月、3回目が2014年だ。 ロードランナーとゆーのはアメリカ南部の砂漠地帯に生息する鳥のことで、日本名はミチバシリ。 読んで字のごとく殆ど飛ぶことなく(苦手なのだ)荒野をひたすら走り回る。 これを生け捕りにしようとするコヨーテとのスラップスティックなアニメもあった。 (今でこそ秋葉原発の杉並三多摩製アニメが幅を利かせているけれど、昭和の中頃つまり自分が ガキの時分にはアメリカ製アニメもあれこれとテレビ放映されていたのだ) このロードランナーのことを国境を接するメキシコ(スペイン語)では「シャパラル」と呼ぶ。 エンジニア兼レーサーとして著名なジム・ホールと友人ハップ・シャープが設立したレーシング コンストラクターがなぜ「シャパラル」のなのかと言えば、実はシャープ&ホール・シャープホール・ シャープオール・シャーポール・シャポール・シャポル・・・・・シャパラルとゆーことらしい。 ![]() シャパラルといえば、Cam-AmとかWSC(のちIMC)といったスポーツカー選手権用に オリジナルの大排気量スポーツカーをイチから製造するってイメージだけど、今回はちょっと違って まったく市販車然としたクルマ(といってもイチから作ってることには変わりなないんだが) なので「外伝」扱いなわけ。 ![]() スパーク1/43 シボレー・カマロ ”1970年トランザム・ラグナセカ DNF” #2 エド・レズリー 基本ワンオフであるスポーツカーと違って、より市販車に近い量販パーツをふんだんに使って 身近なモータースポーツを標榜して1966年から始まったトランザム・シリーズ。 1970年シーズンは、クライスラーがワークス参戦、フォードワークスのシェルビーレーシングが 電撃撤退、ペンスキーレーシングがシボレーからアメリカンモーターズ(AMC)へ移籍する等 開幕前から波乱の予感。 ペンスキーを失った前年王者のシボレーは、替わりに元々スポーツカーレースで親交の深かった シャパラルに白羽の矢を立てると、シャパラルは春に登場予定の新型カマロのボディワークを纏った 新車を製作してワークス活動をすることになった。 ドライバーはジム・ホールとエド・レズリーだったが、ジム・ホールは前に痛めた両足(骨折)が 思わしくなくシーズン途中で引退、残りをヴィック・エルフォードが引き継いだんだが、 結局エルフォードが1勝しただけで連覇はならなかった。 どころか1年戦っただけでワークス活動どころかトランザム・シリーズから撤退。 セミATだの可変フラップだのファンカーだのやりたい放題出来るスポーツプロトタイプカーと違って、 市販車の縛りがいろいろあるレースカーの製作に面白みがなかったんだろかね? (でもファンカーが原因でCam-Amも撤退することになるんだけど) 最近はレース車輌には必ずと言っていいほど「○○レース(何位)」と入れてるスパークだけれど 昔の商品だからか「トランザム1970」とあるだけ。 いろいろ調べたら(Z/28じゃない)素のカマロに近い外観は開幕戦ラグナセカみたいね。 次のライムロックではリアスポイラーがついてるから。 ![]() 前年チャンピオン車のベースとなった1969年製先代カマロZ/28と一緒に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.07.29 02:19:01
コメント(0) | コメントを書く
[IMSA / WTSCC / SCCA] カテゴリの最新記事
|