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2021/12/19(日)03:29

ラフィング・ザ・スナッパーと0勝232敗(NFL 2021 WEEK14)

NFL(87)

​ NFLの反則は多種多様で、サッカーみたいにオフサイドだけ知ってりゃ通ぶれる(暴言)のとは大違いで、観戦を楽しむには覚えとかないとあかん反則が沢山ある。 オフサイド、フォルス・スタート、ホールディング、ディレイ・オブ・ゲーム、パス・インターフェア、インテンショナル・グラウンディング、アンスポーツマン・ライク・コンダクト等々挙げたらキリがない。 そんでもって、長年観戦してても(個人的に)聞いたことがないよーな反則が出たりする。  今週ヒューストンで行われたシーホークス戦。 第2Q、敵陣30ヤード地点でのテキサンズのフィールドゴール・アテンプト。 キックは見事ゴールポストのほぼ真ん中を通って成功だったんだが、ここでイエローフラッグ。 レフェリーは「パーソナル・ファウル、ラフィング・ザ・スナッパー、ディフェンス#99、15ヤードペナルティ」と言っとる。 へ? ラフィング・ザ・スナッパー? ラフィング・ザ・キッカーじゃなくて?となった。 明らかに動作を終えて無防備になる選手(キッカーならキック、QBならパス)にヒットする反則のことを「ラフィング・ザ・○○」と言うが、ラフィング・ザ・スナッパーは初めて聞いたよ。 確かにキッキングチームのスナッパーもボールをロングスナップした後は首も下向いてるし、そこに間髪入れずにタックルに行くのは危険だわな。 だからスナッパーの真ん前にセットするディフェンダーはいないわけで。 とはいえ、直前のシーホークスのFGの際だってスナッパーにテキサンズのディフェンダーはしっかりヒットしてて、問題のプレーとそんなに違いがあるとは思えないんだけど。。。  現地の解説陣によれば「シーホークスのディフェンダー(#99)は明らかにスクリメージラインから人一人分後ろにセットしてスナップと同時に勢いつけてヒットしに行ってるから云々」 つまりこれが当たる気満々と解釈された、とゆーことだろか。 シーホークスのファンからしたら、あれで反則かよってブーイングもんだろうが、第三者的には面白い珍しい反則を知ることが出来てラッキーって感じ。  ​第11週でも話題にしたけど「スティーラーズは第4Q開始時に17点差つけられてる試合は0勝231敗」ってヤツね。 今週のバイキングス戦では、4Q突入時に22対7で19点差。 バイキングス余裕のよっちゃん、かと思ったら。。。4Qに入って立て続けに3TDを上げて最終的にワンポゼッション差まで追い上げた(けど負けたけど) そんだけ底力あるなら前半ノーポイントなんかで終わるなよ、そんでディフェンス点取られ過ぎだろ、とファンなら嘆くところだろうが、そこはスティーラーズが底力出したのか、はたまたバイキングス・ディフェンスが侮ったのか、ゲームダイジェストだけじゃあ判断しかねる。 とはいえ、先週も最後の最後で0勝ライオンズにTD取られて負けてるバイキングスだからな~ こんな試合ばっかしてるとポストシーズン進出は危ういぜ。  そして結局ジンクス?統計?どおり0勝232敗を喫したスティーラーズ、ついに”ビッグ”ベン・ロスリスバーガーが今シーズン限りで引退、と。 マニング兄弟、ドリュー・ブリーズ、フィリップ・リバースといったおじさんQBに続いて、ロスリスバーガーまでいなくなると、ひとえにトム・ブレイディってスゲーんだな。 ​

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