2008/06/05(木)13:18
アイ・アム・サム
◇◆◇ 2003-09-09 に書いた日記を基に再編集しました。◇◆◇
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1991年【米】I am Sam
ジェシーネルソン 監督
サムは7歳児相当の知能しかないが、スターバックスで働き、娘のルーシーを生まれた時から7歳になるまで育ててきた。しかしついに娘は父に追い越すほどに育ってしまい、娘も初めてとまどい、児童福祉局も動き始め…
はじめは、ルーシーも社会(学校)生活を送って行くにあたって、これから大変だろうけど、隣の引きこもりのおばさん(アニー:ダイアンウィースト←この役とても良かった)もいるし、仕事もあるし働き者だし、知能は7歳かもしれないがなんとかなるでしょ、と思いつつ見ていた。
しかし、明るく一生懸命な、良いパパぶりがうかがえるけれども、現実として、周囲が心配するとおり、娘の思春期をどう切りぬけていくかとか、(アニーがいればなんとかなると思うけど)、実際はずみでホームレス女性(ルーシーが産院を退院した時どこぞへ逃げた)を妊娠させたというが、はずみとは言え能力があるわけだし、キレイ事ではすまされない問題もあるだろうと思ったり。
判事の任命した分析医、小難しい専門用語をサムに型通り言うだけで、判るような説明もろくにしないでバカじゃないかとか怒りを感じたり。
と、ちょっとクールに観てしまう部分がありました。
しかし、弁護士のミシェルファイファーがサムと関わるようになり、彼女に感情を移入しながら観るようになってからは…。
敏腕だけれども余裕のない、ヒス女で、子育てに悩んでいる彼女が、全身全霊でルーシーや他人に愛を注ぐサムと仕事をすることで、彼から学び取っていく。
子供とコミュニケーションがうまくとれない彼女よりよほどサムの方が上手に子供を育てている。
そしてついには弱音を吐き出してサムに癒されてしまう。
また、里親としてルーシーを任された夫婦が、まじめに子供を望む良い夫婦で、奥さん(ローラダーン←この演技も良かった)がルーシーの幸せを我が事として考えているのが判るので、彼女の切ない気持ちも伝わってきます。
そんなことを感じながら後半は (゜ーÅ) 涙が止まりませんでした。(T∇T) ウウウ
メモ1:子役のダコタファニングは、amazing!かわいくて末恐ろしいです。
この若さで、映画出演は主役級、人気ドラマもゲスト出演歴がすごいです。ワタシが彼女を知ったのがCSIの、実父に虐待されていた子の役で目の演技が印象的でした。他にワタシが見たけど覚えていないのがER6とアリーmyLove。アリーは、幼女時代のアリーだって!
メモ2:スタバの出演(?)作品て、他にもあったよね?なんだっけ。
メモ3:アイホップとビッグボーイもfrom U.Sとは知らなかった。