PINGEちゃん覚えガキ

2008/03/11(火)16:06

バベル

映画レビュー ~は行~(114)

2006年【米】Babel アレハンドロ ゴンサレス イニャリトゥ監督(「21グラム」) 『モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。』(allcinema onlineより) やるせない、絶望の先にほんのわずかな希望の薄明かり…という作風は「21グラム」とやはり似ている。 元気なときに観た方がいい。 すばらしい作品だと思うけど、好きかきらいかと言われたら、好きになれない。 しんどい。 「バベル」はアカデミー賞で「ディパーテッド」に敗れたが、 その前年度のオスカーを獲った「クラッシュ」に作りが似ている。 群像劇のようなスタイルで進行するうちに、繋がっていく。 でも「クラッシュ」の方が『癒し』がもう少し強く感じられたな…。 どんより 菊地凛子の役、痛すぎる。 けっきょく、諸悪の根源は役所公司か…ヾ(-_-;)コラコラ メキシコ人ナニーが気の毒だった。 16年暮らしていた(でも不法滞在だった)アメリカからも、 わが子のように愛する子どもたちからも引き離される結果となってしまった。 その2人の子の一人が、ダコタファニングの小さい版みたいだと思ったら、 妹のエルという子だった(^_^)

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