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カテゴリ:映画レビュー ~あ行~
2006年【日/韓】26 YEARS DIARY / Anata wo wasurenai 花堂純次監督 『25歳の青年イ・スヒョンは、故郷で兵役を終えた後、留学生として日本にやって来た。一方、音楽での成功を夢見てストリートライブを重ねる21歳の女性・星野ユリ。そんな2人は東京の路上で偶然出会い、音楽を通じて親交を深めていく。そして、いつしか2人の絆は恋愛へと変わっていき、互いにかけがえのない存在になっていくのだったが…。』(allcinema onlineより) これらの原作がベースで、フィクションだという。 日韓の架け橋になろうと日本に来ていた彼は、実際きっと心の美しい青年だったのだろうと思う。 なればこそ、より本当の彼に近いストーリーが見たかった。 歌手の女の子との交流というのが本当にあったのかは読んでいないのでわからないが、 作られすぎの物語を見せられても、遺された家族はうれしいのだろうか。 彼の勇気を讃えるなら、もう一人線路に降りた日本人のかたの事にも少しは触れてほしい。 俳優のイ テソン君も爽やか青年で感じが良いし、風景もきれい。 感動できる映画としてまとまっているとは思うが、 『本当はどうなの?』『この人物はモデルがいるの?』 そんな事ばかり気になってしまって、素直に感動できなかった。 ノンフィクションとして、ドラマを作って欲しかった。 淡々と事実をつづってくれた方が、ずしっと心に響くと思うのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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