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カテゴリ:映画レビュー ~あ行~
あるスキャンダルの覚え書き を検索! 2006年【英】Notes on a Scandal リチャード エアー監督 『2人のオスカー女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが迫真の演技を披露するサスペンス・ドラマ。15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師と、その秘密を利用して彼女に近づいていく孤独な初老の女教師との間で繰り広げられるスリリングな愛憎の行方が緊張感いっぱいに綴られてゆく。』(allcinema onlineより) 庶民の子が通う公立学校の老教師(ジュディ)が、毎日書く日記が語りとなって綴られていくので、 彼女が考えていることやどんな人なのかが、どんどん判っていく。 新人教師の素敵なケイトを、ジュディの眼を通して見る感じがおもしろい。 バアサンの執着心と嫉妬心が直に伝わってくるのがこわーい。 と、思っていたら、中盤過ぎてたたみかける展開に唖然。 自己ちゅうなバアサンに、 あまりにも下品で純粋さのない教え子少年に、 そしてその彼に溺れる新人教師の気弱さとだらしなさに、いらだちと怒りを感じた。 きっとこの二人の大女優の競演でなかったら、それだけで終わったと思う。 よく考えるとなんだか不自然で雑な展開もあり。 ふたりの演技の積み重ねと、一回ケイトブランシェットがメチャメチャにこわれるシーンで、 「あーすっきりした」 に似た感覚。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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