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カテゴリ:映画レビュー ~は行~
ポストマン を検索! 2008年【日】 今井 和久監督 『千葉県房総町。郵便局に勤める龍兵(長嶋一茂)は、昔ながらに自転車で家々を回り、確実に手紙を届けることを何よりの誇りとする配達員だった。そんな彼は私生活では妻の泉(大塚寧々)を亡くし、中学3年の娘あゆみ(北乃きい)と小学生の息子鉄兵を男手一つで育てる父親でもある。ある日、進学を控えたあゆみが学生寮のある高校を受験したいと相談してくるが、龍兵は断固反対し、父娘の関係はぎくしゃくし始める。ついに2人は泉の三回忌の席上で大喧嘩を始め……。』(wowow online より) 「男たちの大和」で素朴な味を出していた一茂くんが、主演と製作総指揮という。へぇ! 町の郵便局の仕事のPRビデオみたいでちょっと笑えるが、 ほのぼのした田舎の風情とちょい豪華な出演陣で、なんだか好感をもって観てしまった。 観ているところに帰宅したダンナの一声が、 「はぁ? ポストマン? なんでこんなん観てるンだ! (嘲)」 とな…。 そこまで言うか。(苦笑) 毒にも薬にもならないかもしれんが、 それほどひどかーない。 「恋文?」の片割れが倒れているのを発見した龍兵さんが300キロ「ばたんこ」で疾走… というのはやや途方もないが、 ゆるい非現実感が様式美のようなものを生み出している。 これはこれで健康的で良いのではないかと思う。 父と娘が歩み寄った後の場面なんか、不覚にも涙が…。(笑) でも一番の見どころってば、 房総を毎日「ばたんこ」で駆け抜ける暴走郵便配達人の姿。 最初のシーンから、ふいにのぞき込んだK兄ィが、 「うわ! この自転車いじょーに速くね?!」と驚愕していた。 鈍い私は「電車が遅いんでね?!」なんてぼけていたっけ。(爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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