PINGEちゃん覚えガキ

2010/10/01(金)22:52

ダイアナの選択

映画レビュー(2010)(101)

ダイアナの選択 を検索! 2007年【米】The Life Before Her Eyes ヴァディム パールマン監督 《PG-12》 『コネチカット州郊外の小さな町で暮らす17才の女子高生ダイアナ(エヴァン レイチェル ウッド)。退屈な毎日に不満を募らせ、次第に反抗的な態度を見せるようになった彼女に周囲はすっかり手を焼くが、そんななか、内気でまじめな同級生のモーリーン(エヴァ アムリ →スーザンサランドンの娘だそうだ)とだけは、ダイアナは妙にウマがあい、2人は深い友情を結ぶようになる。そんなある日、2人の通う高校で銃乱射事件が発生。犯人から銃を突きつけられた2人は、「さてどっちを殺す?」と究極の命の選択を迫られる。』(wowow online より) …そして突然…それから15年後、ダイアナ(ウマ サーマン)はかわいい娘に恵まれて、山の手の瀟洒な家に暮らしている。 あぁぁ、ということはあの運命の瞬間に起こったことは、そういうことなの??と 妄想かきたてられながら、 しかしストーリーは成人したダイアナの不安な時間をつづりながらも じらすように15年前の日々への回想に引き戻されるものだから、 少し、モヤモヤモヤモヤしながら観ているのだった。 そして「えっ…?」という戸惑いのラスト。 しばらく訳がわからず呆然とするのであった。 美しいけれど、胸にずしんと来る、 痛々しいけれど、美しい映画で、じわじわ感動があとから沸いてきた。 自暴自棄な10代のダイアナを演じたエヴァン レイチェル ウッドの、危うい可憐さ。 繊細な演技はみもの。 「シモーヌ」で、脇役ながら強い存在感を感じたのだった。 ケイトブランシェットの「ミッシング」にも出ていたのか。 ダイアナのママ役に「サードウォッチ」のモリープライスが出演。

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