いま ここにある 幸せ日記

2005/04/13(水)14:14

果物売りの天秤棒は重かった

ベトナム・ハノイの生活(126)

今日は、また水上人形劇のチケットを買いに行きました。 今回は、母と姉が来るためです。私は2回目。 この前は、人の頭が邪魔でよく見えなかったので、また観に行ってもいいかなあと思っています。安いし。 母と姉の分は、高いほうのチケット(4万ドン=約280円)。これにはCDがつきます。 下の写真は、そのCDと、入場するときにもらえる扇子。 私はCDを持っているので、安い方のチケット(2万ドン=約140円)にしました。 そしたら、高いチケットと安いチケットでは、一応、席が分かれてるらしくて、私だけ後ろの方の中央の席になりました。 高い方の2つは、前から数列目の端の席。 でも、前の方だからってよく見えるわけでもなく、中央だからってよく見えるわけでもないと思うので、あまり関係ない気がします。 実際、この前観に行ったときは、自分の席に他人が堂々と座ってましたから、席番号なんて関係ないかも。 水上人形劇は、相変わらず人気があるようで、買おうと思っていた時間の回は買えませんでした。 チケットを買って、「どこに行こうかなー」とぼーっとしてると、果物を売っている女性が近づいてきました。 買えって言うのかなあと思い、ちょっと目をそらしてたら、「写真を撮って」と言われました。 たまたま今日はカメラを持っていたし、水上人形劇場の前にいたので、観光客だと思われたようです。 要望に応えて、1枚。 かごにバナナとパイナップルが載っています。 撮った写真を、デジカメのディスプレイで見せると、今度は、私にその女性がかぶっていた笠を載せ、天秤棒を私の肩に掛けてきました。 これで写真を撮ってあげるよ、と言うのです。 私、果物売り? 天秤棒の棒の部分は、多分、竹でできているのですが、重さでちょっと肩が痛いです。硬いし。 しかも意外に重く、「これ、ずっと運ぶの?」と思いました。 女性は声からして、私より若いくらいだと思います。体力ありますねえ。 写真を撮ってもらうのはお断りして(デジカメ盗られたらシャレにならない、という用心深さから)、果物も買わずに去りました。 ただ、好意でしてくれていることだったら、「カメラ盗まれるかも」なんて思うのは非常に申し訳ないんですが、(もしくは、ただ果物を買って欲しいだけとか) 「デジカメ持ってる日本人」なんて、いかにも鴨なので、ここは用心しておきます。 でも、物を売り歩く女性たちの、天秤棒の重さが味わえて、ちょっと面白かったです。

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