いま ここにある 幸せ日記

2021/12/02(木)14:41

私立高校と公立高校

子育て(17)

今年は高校受験生の親として、何校も学校の説明会に出向きました。 今年はコロナの影響で、全て事前予約をしてからでした。 説明会も、オープンスクールも、個別相談会も。 気軽に行くのではなく、気合いを入れて臨むというのも、真剣でいいのかもしれませんね。 なかなか受験モードに入らなかった我が子でしたが、数校、説明会で話を聞いたり、学校を実際に見て、雰囲気を感じ取ったりして 自分の行きたいと思う学校が、絞れました。 良かった。 やはり、入ってから「ここは合わない。違う」と思っても遅いので、 自分に合うかどうかを実際に学校を見て、先生や生徒の様子も見て、感じ取るのが一番大事だと思います。 特に、我が子は雰囲気を感じ取る力が強いようなので、合わないところへ行ったら、大変かと。 さて、親として気になるのは、学費のこと。 私立と公立では、かなり違います。 「高校無償化が始まった」と以前聞いたので、(私は埼玉県在住) やったー!なんてのんきに思ってたのですが 実際は、公立高校なら無償化なんだなってことです。 私立にも補助金は出ます。 しかし、所得制限が何段階かに設けられています。 所得制限の額は、埼玉県と東京都では違ってきます。 しかも、埼玉県在住の場合、都内の私立高校に入学したら、県独自の補助金は出ません。 (都内在住の場合は、県内私立に入っても都の補助金が出ます。) 私の住んでいるところは、都内の私立高校もさほど遠くなく、通いやすい距離にあるので 通学圏内に何校も存在するのですがね・・・。 実際、県内私立に入った場合、この補助金が出ると、かなり負担が減るので、通いやすくなるそうです。 といってもね、初年度にかかるお金って、140万くらいするんですよ。いろいろ含めて計算するとね。 (この額は、数校の説明会で聞き出した金額です。) すごいなー・・・・・私立ってお金かかるう~。 でも、そりゃそうなんですよ。 きれいで立派な校舎、充実した設備、素敵な制服、海外への修学旅行、パソコンの購入などなど。 自分が、何の疑いもなく私立高校を選び、私立大学の理系学科に通っていたことを 今更ながらに、恵まれていたなあと、実感を込めて思うのです。 さて、教育面でも、もちろん私立と公立は違いますね。 まず、私立は大学受験を前提として、かなりサポートしてくれるようです。 授業数も多いですし、英語教育に力を入れていたり、パソコンを使いこなせるようになるような課題があったり 補講が豊富だったり、親を交えて進路指導もしてくれます。 海外へ行く機会もありますしね。 色んな経験と最新の教育を受けられるのだなあ、と思いました。説明会で聞いて。 公立高校も、もちろんその学校の素晴らしさがあり、他の学校にはない経験ができることもあります。 これは、お金をかけてできることとは、違いますね。 なんかこれって、教育費にお金をかけられるかどうかで、子供の学力に差がつくのかなとか 進学先も変わってしまうのかな とか考えてしまいました。 もちろん、本人の努力次第ではありますが、専門のサポートや指導が受けられるって やはり強いですよね、何事も。 それが、お金をかけて手に入れられることが多いのでは?と。 う~ん。 けれど、公立で、私はとても素敵な学校だなと感じるところに出会いました。 単なる説明会なのに、私は感動しました。 そんなことできるのって、なかなかないと思うのです。 お金をかけてできることではないのです。 人間力っていうのかな? それは、先生と生徒の信頼関係のもとに、できたのだと思います。 なので、私立でも公立でも、どっちでも入ったら良いと思っています。 子供も、いろいろ思うところがあるようですが 入ったところで、素敵な経験ができますように。 素晴らしいご縁がありますように、と親の私は祈るばかりです。

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