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カテゴリ:万葉集の花たち
次は第1633首です。ある人が尼に贈った歌とされています。
「手もすまに植ゑし萩にやかへりては見れども飽かず心尽くさむ」 ※_手を休めずに植えた萩のせいで、いくら見ても満足せず、かえってその萩に心配を尽くすことになるらしい。と歌っています。萩の花を楽しもうと苦労して植えた萩だったが、いざ花が咲くと、今度は花が散りはしないかと心配の種になってしまった様子を詠んだようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年08月10日 12時48分21秒
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