大正7年(1918年)は今から90年前。
なんとも派手というか大変な転機になった出来事の多い1年。
<世界の動き>
第一次世界大戦終結 ●オーストリア、ドイツ休戦協定
→ ハプスブルグ帝国崩壊
チェコスロバキア独立(オーストリア・ハンガリー帝国から)
ポーランド独立(ソビエト連邦から)
オーストリアが共和制に移行
ハンガリーが共和制に移行
イギリスで選挙法改正、30歳以上の女性に参政権
<日本の動き>
米騒動 →寺内内閣総辞職
原内閣成立 (日本最初の政党内閣)
森永ミルクチョコレート発売
パイロット万年筆設立
東京女子大学創立
<この年に生まれた著名人>
田中角栄・中曽根康弘(政治家)
高橋圭三(レコード大賞のアナウンサー)
いわさきちひろ(画家)
レナード・バーンスタイン(指揮者)
<この年に亡くなった著名人>
グスタフ・クリムト(画家)
クロード・ドビュッシー(作曲家)
ニコライ2世(ロシア帝国最後の皇帝)
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あさって、学生時代所属していた、体育会のクラブ(馬術部)が創部90年の祝典のパーティがあって、関西のほうへ出かける予定です。
創部の年が大正7年なのです。続くということはあるいみすごいことだと思っています。
私が所属していた時代は、第66代なんとか・・・とかよく言っていたので昭和の終わりごろ。
元陸軍のOBの先輩とか、ものすごい怖い方もまだおられました。
最近では女性がキャプテンを違和感なくする時代。
下駄を履いて学校に来る人がいたとかいったら、何をいわれるでしょうか。
馬術というスポーツ、男女区別せず、同じ種目で競技をするという、他ではあまりない感覚がありまして、何かしら貴重な経験だったように感じています。
どんな年だったのだろうと、いろいろ年表とか見ていましたら、歴史の分岐点のような年。
旅行に行ったオーストリアは戦争(第一次世界大戦)に負け、国はばらばらに独立し、
たくさんの絵を鑑賞したクリムトはこの年に亡くなり、最近ピアノの練習をしていることの多いドビュッシーもこの年に世を去った年なのかと、あらためて感じました。
バーンスタインとかぶっているのを知り、あまり過去でないということを感覚的に感じます。
BGM:ドビュッシー Clair de Lune(月の光)
http://jp.youtube.com/watch?v=KKPBtZ0Zzok