2011/05/29(日)12:46
こもれびホール しゅーまん ざんまい
西東京市の保谷にある、こもれびホールに行きました。● ソプラノ&ヴァイオリン&ピアノによるシューマンの音楽
(2011東北関東大震災支援チャリティコンサート)
ソプラノ:稲盛雅子 ヴァイオリン:小林倫子 ピアノ:佐藤恵美 アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70 (ヴァイオリン編)子供の情景 Op.15
1.見知らぬ国から/2.珍しいお話/3.鬼ごっこ/4.おねだり/5.満足/6.大事件/
7.トロイメライ(夢)/8.炉ばたで/9.木馬の騎士/10.きまじめ/11.こわがらせ/
12.眠っている子供/13.詩人は語るリーダークライスより Op.39
1.異郷にて/2.間奏曲/3.森の語らい/4.静けさ/5.月夜/6.楽しい異郷幻想小曲集 Op.73 (ヴァイオリン編)
1.繊細かつ表現豊かに 2.生き生きと軽やかに 3.急速に、情熱をもって女の愛と生涯 Op.42
1.あの人を見たときから 2.だれよりもすばらしい方!
3.わたしは判らない、わたしは信じられない 4.私の指にさした指輪よ
5.手伝ってちょうだい、妹たち 6.愛しいひとよ 7.わたしの個々rに、わたしの胸に抱かせる
8.いまあなたはわたしにはじめて苦痛を与えました
チャリティコンサートということで、これほどまでにしゅーまんプログラムをみて、
ただごとでない感じがしました。
プログラムはものすごく練って決めているようで
曲の並びや小品の構成が巧みに一本の線になっているようで、
愛情のこもったプログラムでありコンサートであったかと思います。
子供の情景が室内楽や歌に囲まれたなか聴くことで、多彩な音色や歌がある曲を
聴かせていただいているということを実感しました。ここ2-3年、ピアノ仲間のピアノの師匠の方のリサイタルに、
多数声をかけていただき、そのたびにいろいろなことをいただいています。
あらためて感謝申し上げます。 シューマンのOp.70、Op.73というめったに聴けない2曲があります。
とても好きで、毎年どこかで聴いている感じです。今回はヴァイオリンとピアノで聴けてよかったです。
身近な演奏会で格調高い演奏聴けてよかったです。(シューマンのOp.70、Op.73のアーカイブ)
チェロとピアノで(2010年8月 軽井沢のホール)
http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/201008020000/クラリネットとピアノで(2009年6月 トッパンホールで)
http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200906130001/ ●
プログラムノートに 曲の紹介欄にたくさんの歌曲の詩があり、そのことも印象的でした。Op.42 No.6「愛しいひとよ」
愛しい人よ、あなたはどうしてわたしが涙を流すのかわからないのね。
言葉にできない喜びなのです。
私の胸にもたれたまま耳を澄ましてください。強く強くそってください。
このベットのそばのゆりかごを置きましょう。ここに夢を託しましょう。
朝が来たらやってくるのです。そしてあなたによく似た顔が笑いかけるのです。
なんだか気に入ってしましました。