タマゴの葛藤

2008/05/02(金)10:59

婚約発表!?

美容、ダイエット……一歩ずつ。。(10)

高校三年の夏 へそにピアスをあけたんです 若さを体に刻んだものでもあり 大親友との絆でもあり 単に痛いことがしたかっただけでもあるかな あきたてほやほやのへそで 偶然町であった友達に そっと血を含んだガーゼをはがして得意顔で見せたら 「えーぐろいね」 パパ「へそに変なのつけてる!」 ママ「へその穴なんてふさぎたきゃ すぐふさがるんだから好きにしたら」 妹 忘れたけどあんま反応してもらえなかった気がする? 当時の元彼「バカじゃねーの(怒)」 (思えばこの人は私が言うことなすことに対して 少なくとも三分の一くらいは 「怒」の反応で返してきた気がする どうりで打たれ強くもなるわけだ) それでも私はうきうきだったんです 海で水着で遊んでるときなんて そりゃあもう みんな私のへそをみて といわんばかりの幸せ顔だったんです さて月日は流れ 大学生になった私は ひょんなことから 清純な水着姿を世間にお披露目することで お金をもらうようになりました そうなるとへそぴはどーよ 修正かけるだ、路線変更するだ、の騒ぎになり 結局ふさぐことにしました 愛用していたへそぴちゃんをとって ふさがるまでしばし穴だけの生活になりました 一年後いっこうに穴が消える気配がないので ためしにもう一度へそぴちゃんを通してみたんです するりと入ってしまった それがまたなんともいえずいとしくて 私は一時期のイメージのために ふさいでしまおうとした穴が 一年たってもなお私を待っていて受け入れてくれるということに 浮気夫が家帰る気持ちがわかった気がします 男の浮気と女の浮気は根本的にちがうと思います まずもって、この年で単に付き合っているだけなのに 女に会った、浮気した、 などと怒るのはよくわからなくて 束縛から生まれるものは何もないと思うので 婚約、結婚となると話は別で なんのためにそういう制度があるかといったら 社会に向かって この人と支えあって生きていきます と覚悟を決めて契約発表することなのだから ここで初めて 「自分の決めた人」以外の人と なんだかんだする関係になるという 「浮気」や「不倫」というものが認められることになるのでは なので私がいう「浮気」は 誰かと一生一緒にいる覚悟をかたく決めた後でのことに限っています 決めた相手を一生愛していられるのは 可能なことで幸せなことだけど 一生その一人の人だけにときめいていくのは到底不可能で いろんな人に出会う分だけ恋もするだろうと思います ときめきを楽しんで恋愛するだけなら 問題ない 自分の決めた相手を傷つけることのないよう だましてほしいと思う そこから先に発展して、 自分の夫や妻との間柄にかかわってくると これが問題 男の浮気は夫自身も、妻も悪くない 生理現象だから 女の浮気は妻自身も、夫も悪い気がします この場合の男、女はもちろん 精神的な問題でありホルモンの問題であるから 実際の性別とは異なるかもしれないけど 女の浮気は心のよりどころを夫以外のところに 求めるところに由来するんですよねきっと 何かしら夫に不満があり それを埋めるものが見つかったときに ぐっとつかまれてしまう つまり不満を持たせた夫にも きっと何かしら悪かったところがあるし 解決の糸口を 二人の関係の外にもってしまった 妻にも責任があり そうなると責任を押し付けあうのは簡単で 関係破綻まではちょっとした金の問題と 書類を処理するだけの問題なのでしょう 結婚によって社会に宣言される契約は 「あなた以外のことはもう見ません」 という契約ではなく 「あなたのことはずっと見ていきます」 という契約だと思うんです それを通すか通さないかで見ると 男型の浮気のほうが罪は軽い気がします そうか 私はへそぴと結婚したのか これから先マンネリしたり 倦怠期なんかあったりして はずしてしまうこともあるでしょう ほかに夢中になっているせいで CG技術によって ちょちょいと消されてしまうこともあるかもしれません それでも 折に触れてちゃんと戻ってきてあげたいと思う そこに穴がある限り 私は入れたいとおもう そしてへそぴにも ずっと私を迎え入れる穴であってほしいとおもう ずっとずっと ちゃんと向き合っていきたいと思う

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