バイリンガル育児を楽しもう!

2004/10/05(火)09:44

TDLへオーストラリアの子どもたちと一緒に

国際交流(10)

今日は、早朝6時に、集合場所に集まって、バスで一路TDLへ。 バスの中には、オーストラリアからホームステイプログラムに参加している子供達と、引率の先生、そして、ホームステイを受け入れている家族の一部と、その他、英語に関心のある子どもや家族が一緒になって乗っていた。 ところが、オーストラリアの子どもたちは、結局、後ろの席に集まってしまい、日本の子供達とは、全く接する機会がなくなってしまった。 私は、一応、通訳として紹介され、何かあったら、私に相談するようにという話になっていたので、なにか、工夫して日本の子供達とオーストラリアの子どもたちが一緒にできることを考えてあげたらいいのかなぁ、、、とも思ったのだが、結局、こちらから、何かをということは、やめておいた。  こういうのって、すごく難しいな~と思う。 我が家も、家族で参加したので、TDL内は家族だけで回ることにした。 オーストラリアから参加した子ども達も全ての受け入れ家族が参加しているわけではないので(というか、参加したのは2家族だけなので)、結局、3つのグループに分かれて、それぞれに、3人の引率の先生がついて、日本人とは別行動をすることになった。 今思うと、引率の先生の中には、日本がはじめてという先生もいらしたので、一緒に回ってあげればよかったかなぁ、、、とも思う。 結局、4時の集合時間になって、多少の写真撮影をして、一人だけ、オーストラリアの子どもと話をしたいという子どもが私のところにきて、簡単な会話をしていった。  帰りのバスの中でも、結局、日本人の子供とオーストラリア人の子どもが触れ合う機会は殆どなく、このまま、今日一日が終わるのかと思っていたら、な~んと、娘が、「後ろのオーストラリア人の子供達の席に行きたい」と言い出した。 但し、「ママが一緒に行ってくれるなら」という条件つきだった。 でも、これって、すごく恥ずかしがりの娘には、とても考えられないような「進歩」だ。  早速、一緒に、後ろの席に行ってみると、私も会話に加わって、さらに、話が盛り上がってしまった。 で、すごくいい雰囲気だったのだが、残念なことに、サービスエリア休憩になってしまい、その後は、バスの座席が変わってしまい、私は、引率の先生と話をすることに。 引率の先生との話は、とても楽しく、2時間ほど、ず~と話続けていた。 娘は、その間、オーストラリアの子供達の席にいたのだが、案の定、殆ど話しをすることはなく、話を聞いて楽しんでいたようだ。 まあ、それはそれで、いいんだけどね。 ということで、最後になって、やっと、私達親子は、オーストラリアの子どもや先生達と、充実した時間が過ごせた。 結局、他の家族は、殆ど、触れ合う時間がなかったようだ。折角同じバスに何時間も乗っていたのに、勿体ないことだ。ただ、途中から、バスの中で、映画が上映されたので、それも触れ合う機会を無くすことにもつながっていたので、難しい。 それに、挨拶程度の話しかできないのであれば、長い間同じ空間にいても、話をすることはないのかもしれない。その辺のところが、とても難しいなあと思う。 もちろん、私が通訳して、いろいろな話をすることもできたとも思うのだが、それぞれが、TDLへの旅行を単純に楽しみたいと思っているようでもあり、その辺が、どこまで、こちらが、踏み込んであげていいのか、難しいところだ。 国際交流って、お互いが知らないことを知って、それぞれいいところを受け入れたり、真似してみたりして、ちょっとした生活を変えてみるとか、そういう小さなことから始まっていいと思う。  そして、英語の勉強とは、ある意味、別のことという気もする。だから、今回のホームステイの受け入れも、娘の英語の勉強になるという視点からしているわけではない。 どちらかといえば、この1週間、英語のワークブックはまったくやっていなかったから、マイナスなのかもしれない(笑)。 でも、人間と人間が触れ合うこと、オーストラリアの子供達が日本に興味をもって、こうしてわざわざやって来てくれて、その気持ちにこたえたことには、それなりの意味があったと思っている。

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