きらら

2007/10/01(月)21:15

「ぬしさまへ」 畠中恵著

読んだ本(81)

「しゃばけ」シリーズ第二弾。短編集です。 「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見し事」 現実、あやかし、とりまぜての推理もの。 おもしろかった。 おもしろかったけど、「仁吉の思い人」以外、なんというか、女性陣が計算高い嫌な女か、不幸な女ばっかりで、そこがちょっと不満ー。「百万の手」を読んだ時もちらっと思ったのだけれど、女性キャラに魅力がなくて、”女性描くの嫌い?” とか思っちゃったんですよねぇ。 幸せになる女の話もあったらいいな。 若旦那の虚弱ぶりがさらにパワーアップ(?ダウン??) ほんと、この人大丈夫なんでしょうか。大店の跡取り息子だっていうのに。

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