2007/10/01(月)21:15
「ぬしさまへ」 畠中恵著
「しゃばけ」シリーズ第二弾。短編集です。
「ぬしさまへ」「栄吉の菓子」「空のビードロ」「四布の布団」「仁吉の思い人」「虹を見し事」
現実、あやかし、とりまぜての推理もの。
おもしろかった。
おもしろかったけど、「仁吉の思い人」以外、なんというか、女性陣が計算高い嫌な女か、不幸な女ばっかりで、そこがちょっと不満ー。「百万の手」を読んだ時もちらっと思ったのだけれど、女性キャラに魅力がなくて、”女性描くの嫌い?” とか思っちゃったんですよねぇ。
幸せになる女の話もあったらいいな。
若旦那の虚弱ぶりがさらにパワーアップ(?ダウン??)
ほんと、この人大丈夫なんでしょうか。大店の跡取り息子だっていうのに。