今回も好評価を頂き、ありがとうございます！さて、今日はメイキングを綴るわね。
Appleのサーバーが以前と比較して強くなり、画像のデータ量を大きくしても問題無さそうなので解像度を640*480にアップしてみたわ。これで通常のSDレベルまできたので、過去の作品と比べてキレイに再生できてると思うわ。近い内にBlackTowerMansionシリーズもスケールアップして差し替えるわね。
更に今回からソフトもかなり強化されてるのよ。USACOで通常企業CMやアーティストのプロモーション等を制作する時に使用するものをドーンと導入したわ。まず背景の3DCGにはVue7.5infinityとCinema4DR11.5。キャラクターはPainter11、素材の構築にはMotion。音楽と台詞などはLogicPro9と、どれもが最新ヴァージョン。最新版はどれもがマルチコアに対応しているので、MacProの8コアでとてもサクサク動作するのよ。
次にキャラクターだけど、3Dを使ってのモデリングはしなかったわ。その理由は、2Dの手書きによる温かさの表現が3Dでは短時間で難しいから。3Dは最終的にレンダリングという計算で絵が出力されるので、肌の質感や光源の調整などにとても時間がかかるの。それと、立体は立体でないといけないから、2Dでは可能でも3Dでは不可能な絵があるのね。ピポ子的にはありえない形状を描きたいから2Dが好みよ。
以前からのPODCASTシリーズもそうなんだけど、普通は動画の場合って絵が先にできあがってから音声を入れるけど、うちは逆。最初にマスタリングレベルで音楽や台詞を完成させてから絵を考えるの。だから絵が無くても音声だけで充分に場面が想像出来るように仕上がってるのよ！
この方式は多分USACOだけのオリジナルかもしれないわね。うふふ・・。
音楽や台詞レコーディングも通常のプロアーティストのそれと同等の時間と設備を使ってるわ。MIXにもサラウンド技法を使って半日かけてTDしてるのよ。
物語も第一話のから実話ベース。今回のお話も広告不況の中、起業して頑張ってるある人物が日頃悩んでいる課題をテーマにしてみたの。後半登場する銀座の高級クラブも実在するわ。
と、以上が簡単なメイキング解説だけど、何か質問があればどしどし下さいね。Twitter経由でもOKよ！
そして、間もなく発売されるiPad用に色々と思案を巡らしてるとこなんだけど、更に質を高めるにはそろそろプロジェクトにスポンサーを付けないといけないわね～。ちなみに、PIPO PIPO CITY webは日に7000ヒットぐらいよ。iTunesは結構なアクセス数らしいけど、このまま無料でお届けするためにも頑張らないと！！
