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ぴけっと

ぴけっと

2004/06/27
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カテゴリ:ロック
■Secret Messages / Electric Light Orchestra(1983)


こんヴぁんわ。
再セットついでにATA133のHDDをひとつ、シリアルATAに換装。ページングファイルの設定やレジストリを変えたのでこれでもう少し早くなるだろう。
HDDの容量は全部あわせて700GB以上はあるな。
もともと刺していたIDE0のHDDが認識しなくなったのだが、BIOSを適当にいじっても解決せず。
来週以降にマニュアルをちゃんと読みながらやろう。

あわせて地上派デジタルも対応するかと考え中。
放送のコピー制御なんてバカなことをやっているから、それに対応できるようにしないと。
おそらくはDLLの書き換えで対応できると思うのだが、ソースコードをスターリングで調べてってのも面倒だし。
なんか”悪い使い方も出来ますよ”デコーダーを買って対応するかなあ。
民放はCMがあるからただで見れるのだ。
ここら辺は話が複雑になるのだが、権利者はスポンサーだ。
この”地上波デジタルのコピーガード”ってのはどう考えてもおかしい。
理論が破綻している。
時間が出来たら、自分なりにまとめてみるか。


もう過ぎてしまったが、6月25日この日は奇跡ともいえるエヴァンスのファーストトリオの演奏がビレッジヴァンガードで行われた日だ。
あのアルバムについて今年も書いてみるかと思ったが、忙しくて断念。
1961年の奇跡とも言える演奏から、44年か・・・

このままの流れで行ったら7月前半はあんまり日記が書けそうにない。
まあ、適度に流しながら行こう。

メロディメイカー、ジェフ・リン。
PIEさんも書いてくださっているが、奥田民生がモロにパクってるのは、有名な話。
2001年に出た新譜「ZOOM」のライナーには奥田民生とPUFFYが文を寄せているし(笑)
『アジアの純真』のレコーディングの際にはずっと聴いていたらしい。
80年代に入り彼らの音はストリングスが衰退し、キーボードを重視したものに変わってゆく。
その転機となったのが大ヒット作「ディスカバリー」(1979)か。

このアルバムは80年代に入りプロデュース業が忙しくなってきたジェフが自分自身のための表現として作り上げたものと言えるだろう。
彼のソロという色合いが非常に強い。
このあと、ドラマーのべヴはブラックサバスに、リチャード・ダンディはソロプロジェクトにと別々の道を歩んでゆく。

いきなりレッドアラートの緊急発進を連想させるような『Secret Messages』
シンセが少し後退しギターが出てきている。
このメロディの作りこみ、やはりジェフの才能はすばらしい。
『Loser Gone Wild』もシンセを使ってはいるが、メインはギターか。
以前との比較だがロック色が強くなっていると感じる。
『Bluebird』は重厚なつくりのバラードナンバーだ。
以前の派手なサウンドは後退して、代わりに出てきたのがこの”ジェフがやりたかった音”か。
『Rock'n Roll Is King』はシングルカットされてそこそこヒットした。
結構ノリのいい曲だ。
70年代の名曲『Hold On Tight』に通じるところがある、いい曲だ。
最後は幻想的なシンセ『After All』
で。
当時はLp2枚組みでリリース予定だったものを曲を削って1枚で出していたが、CD化に際してボーナストラックという形で3曲追加された。
ただ、残念なのは『Beatles Forever』という曲はここから削られたまま、いまだ発表されていない。
一部の曲は、ベスト盤に追加されてるのだが。


1.Secret Messages
2.Loser Gone Wild
3.Bluebird
4.Take Me On And On
5.Time After Time
6.Four Little Diamonds
7.Stranger
8.Dancer Ahead
9.Letter From Spain
10.Train Of Gold
11.Rock'n Roll Is King
12.No Way Out
13.Endless Lies
14.After All


このアルバムを、これからELOを聴くと言う人には薦めない。
でも、ある程度の耳をもったわかる人には薦めてみたいアルバムだ。
この後のジェフ・リンの活動のコーナーストーンとなったアルバムだし、その音楽的意味はある。
トラベリングウィルベラーズ等のその後の活動はここから始まっている。
さて、また明日からぼちぼち頑張るか。






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Last updated  2004/06/28 12:36:02 AM
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