今日の寅子先生の講義のテーマは「子供のタイプ」。その中で、先日の日記にも書いた歯のことを話してくださいました。
なぜ、乳歯は永久歯に生え変わるのか?
永久歯は自我の発現を表しているのですって。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだしっかりと地に足がついた状態ではなく、7歳くらいまでの間の経験を通して、感覚や印象を身につけていくと同時に、魂の乗り物となるねき肉体の準備を行います。
肉体の準備とは、生まれたときに持ってきてしまった両親や先祖や過去生の負荷(カルマ)を出来るだけ浄化することです。どのように浄化するかというと、子どもの罹る病気を乗り越えることで要らないものを排出し、身体を浄化していきます。
その要らないものとは、子供本人のものではなく、あくまでも両親や先祖のものなわけなので、今生での目的をしっかりと果たすためには、早いうちにそれを手放さなければならないわけです。
だから、子供は7歳までにたくさんの熱を出し、発疹を出し、粘液を出し、自我の顕れである血液を浄化していくのです。そして、7歳ごろまでにそれらの病気を乗り越え、要らないものを手放した後は、その徴として乳歯が抜け、永久歯に生え変わるのです。「自分」というものの下地作りが完了した目安が永久歯の萌出なのです。
そして、その「自分」というものをしっかり認識するために一役買っているのがTリンパ球という胸腺から出される免疫細胞です。この細胞は、しっかりと自己を認識し、非自己を排出するための働きをします。
幼年期に様々な病気にかかることで、自己と非自己の見分け、非自己を排出できるように学習しているのですね。なので、この細胞を出す胸腺の発達は思春期頃までにピークを迎え、その後は衰退するのが普通です。
しかし、予防接種や薬による抑圧により、子供に必要な学習の機会が奪われてしまい、自己と非自己の見分けがつかないままに学齢期を迎える子供も増えている昨今。。。十分に「自我」が発達しないままでいるわけなので、乳歯が抜けずにいるのです。つまり、両親や先祖の負荷を背負ったまま大人になってしまうわけです。
そんな状態である場合、アイデンティティの混乱はもちろん、今生で持って生まれた人生の目的を果たすことなどは到底難しくなってしまうのです。
人から言われることを鵜呑みにし、やたらと従順でコントロールされやすいという、いかにも日本人的な性質は、乳幼児期の予防接種の多さが生んでいるのかもと思えてなりません。
また、自然な経路で病気にかからずに、いきなり血中に異物が入れられるという暴挙により、幼い時期の主な免疫を司る胸腺は多大な刺激を受けざるを得ません。
つまり、自然な発達曲線を大幅に超えた急激な発達をせざるを得ないのです。すると何が起こるのか?本来思春期頃にピークを迎える胸腺の発達が2歳や3歳くらいの幼児にもたらされてしまうということになります。
それゆえ、幼児なのに、周りの状況を敏感に感じ取れてしまい、子供らしく振舞えなくなってしまったりするのです。場合によっては、その刺激の大きさゆえに、敏感になりすぎた子供が自分を守るために自己を閉ざしてしまう、つまり自閉症を引き起こすことも考えられます。
また、そこまでではないにしろ、敏感さが増した子供たちは、本来の天真爛漫さを失い、不安に苛まれるようになります。その結果、引き起こされるのは多動です。行き場のない不安が彼らを動かさずにはいられないのです。
心配事などなく、この世界を冒険したいという欲求に溢れたはずの幼児が、恐怖と不安に苛まれ、常に過敏で気難しい、まるで思春期の子のようになってしまうのです。
実際に、保育の現場にいる方の話によると、子供たちが予防接種を受た後は、明らかにクラスの落ち着きがなくなる傾向があるのだそうです。そして、それは数ヶ月にもわたり続き、また、別の接種の時期が来てしまう...。
胸腺は、親からの温かさを保持する器官でもあります。ゆえに非自己を押し出す時に必要な熱もこの胸腺の力を借りて出すことになります。
抑圧によって胸腺の働きがおかしくなってしまう場合、この温かさもなくなり、子供たちの身体は冷えてしまいます。ほんの3~40年前までの平均体温は37度くらいだったのが、現代では35度台の子供も珍しくありません。体温の低さは、免疫の低さに直結します。なぜなら、異物を排出するためには熱が必要なのですから...。
まとめると。。。
予防接種、薬での抑圧→胸腺へダメージ(異物の進入により副腎機能亢進=恐怖心増大・過敏)→行動障害(自閉・多動)=自我の発達が妨げられる
で、その状態が目に見える形になったのが、乳歯の残っている大人の存在だといえるというのです。
シュタイナーも7歳までの時期は、半分は地に足が着いていない状態で、魂が乗り込むための肉体を創り上げる時期だと言ってますよね。だから、エネルギーが頭にとられないように、7歳までの読み書きはしない方がいいと言っています。
本来、この世への信頼をもつべく、安全に保護されるてしかるべき幼児たちが針で刺され異物を注入されるという仕打ちを受けてしまうのですから、過敏になったり不安になったりするのももっともだと感じてしまいます。
結論!
「子供の病気」は子供の成長(自我の形成)に欠かせないものであり、ありがたいんです!子供の病気を避けようとすると「自分とは誰なのか」が解らないまま大人になってしまうのですよ!排出できない非自己は、その後、子供の病気なんかよりよっぽど性質の悪い慢性病を引き起こします。
それでも、病気としてあらわれてくれるのは、身体が治癒しようと一生懸命に反応している姿なのです。「自分は誰なのか」に気づかせるために。。。
<参考>
◆永久歯が2度生える!?
http://plaza.rakuten.co.jp/piroko0618/diary/200805130001/
◆5/18 寅子先生の講義の様子
http://www.homoeopathy.ac/08/rah11_05.18.html
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