あーん、もうっ!
今日は、頭蓋仙骨療法の手技のおさらい会にいってきたので、そのことを書いてたんですが、途中で消えた~!!
なので、朝、書きかけだったヤツをアップして寝ます!なんてったって、明日は発達障害セミナーですからね~。
というわけで、朝の分。。。
先日、ヴィレッジヴァンガードに行った時、珍しく夫が「これは読んだ方がいいよ。」と差し出した本。それがこの手塚治虫の『ガラスの地球を救え』。彼のエッセイ集です。
===以下、『ガラスの地球を救え』より引用
これまでずいぶん未来社会をマンガに描いてきましたが、じつは大変迷惑していることがあります。というのはぼくの代表作と言われる『鉄腕アトム』が、未来の世界は技術革新によって繁栄し、幸福を生むというビジョンを掲げているように思われていることです。
「アトム」は、そんなテーマを描いたわけではありません。自然や人間性を置き忘れて、ひたすら進歩のみをめざして突っ走る科学技術が、どんなに深い亀裂や歪みを社会にもたらし、差別を生み、人間や生命あるものを無残に傷つけていくかをも描いたつもりです。
===
医者は果たして人間に延命治療を施すことが使命なのか、老衰した高齢患者の生命を救うことによって、その患者の余生を果たして幸福に出来るだろうか。ブラック・ジャックは自問自答し、はげしいジレンマに陥ります。
人間はただ命が助かって寿命が延びただけでは"生きている"とは言えません。若い人はもちろんのこと、老人にもいわば"生きがい"がなくては生きる気力が湧いてこない。せっかく医療の進歩によって生き延びることができたとしても、かえって辛い思いや苦しい思いをさせることになりかねません。
===以上、引用終わり
といったような、自作への想いを綴るところもあれば、人間手塚治虫の弱さをさらけ出したところもあり、また、未来への不安と期待の入り混じった感情を吐露したり。。。
手塚ファンの方には是非読んでいただきたいなぁと思います。
個人的な感想からすると、手塚先生はかなり人間臭かったんだなぁということ(それが善い悪いというこじゃなくて)と、そこが彼の作品の魅力を生み出す原動力になっていたことがわかりました。
彼の作品を読んだことのある人なら解ると思いますが、彼は単なる勧善懲悪のような話は描かない。なぜなら、善も悪も一人の人間の中に同居するものであって、簡単に二分できるようなものではないことを知っていたから。。。でも、彼自身、善悪という二元性に囚われていたところがあるのは確かで、そこから完全に抜け出しつつあるところだったのかなぁなんて感じました。
そのあたりの記述、ホメオパシーを勉強している人は、なぜ彼がガンで亡くなったかも読み取れる内容になっていると思います。
さてさて、彼はこの本の中で、未来の地球を守っていかねばならいということを繰り返し述べています。経済至上主義による環境破壊について警鐘を鳴らしているのです。
20年前くらいに書かれた文章にもかかわらず、時代錯誤な感じは全くありません。ということは、当時も今も大して状況が変わらないということなのかも。。。
でも、みんなエコバッグを使うようになったし、マイ箸を持ち歩く人も増えたし、企業も含めて世の中がCo2削減へと動き出してるじゃない!とおっしゃる人もいるでしょう。
でも、ちょっと待って!
地球温暖化は本当にCo2のせいなのでしょうか?Co2削減を叫ぶことで政治的・経済的にに得する人がいるとしたら?マスコミの大騒ぎに乗せられて洗脳されてるだけだとしたら?
確かに不必要な資源を使わないようにするのは当然のことだし、そうする方がいいと思うので、私もマイバッグは持っています。でも、過剰なマスコミのおかげで、マイバッグを持たないことに罪悪感が生み出されているような気がするのです。思想が統制されているというかね。なんか気持ち悪い。
でね、エコバッグを持つほうが環境に悪いという学者がいたりもするんですよ。そのバッグが石油化学製品である場合の話ですけど。マイ箸持つよりも、"国産の"間伐材を使った割り箸をどんどん使ったほうが環境のためになるっていう話もあるしね。
なのに、みんな、ひたすらエコ!エコ!叫んでいるマスコミの言うなりになってる。。。マスコミや企業が大声上げてるときはなんかおかしいと思うクセがついちゃってるので、私はそういうの疑ってかかるんです。なので、いろいろ調べちゃう。
二酸化炭素排出を悪とみなすことで原発推進(核兵器推進)につながって儲かる人がいたりしたとしたらどうでしょう?原子力よりも二酸化炭素の方が悪者なんだよっていう世論にしたい人たち(しかも金持ちでいろんあ方面をコントロールできる人たち)がいるとしたら?こんな話、私の日記なんて読みに来る人たちはすでに知ってるかもしれないですね。
ま、こんな話もありますよってことで、興味ある人はのぞいてみてください(マイミクのはなこさんに教えてもらいました。)
◆CO2温暖化脅威説は世紀の暴論
- 寒冷化と経済行為による森林と農地の喪失こそ大問題 -
槌田敦(名城大学商学部)
http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss023/ss0231.htm
<もくじ>
1.気温の変化がCO2濃度の変化に先行する
2.南半球大気中のCO2濃度の季節変化
3.両半球大気中のO2濃度の季節変化
4.海洋での炭素循環
5.気温を決めるのは太陽光と地球の受光能
6.温暖化ガスとしてのCO2の効果
7.地球寒冷化の心配
8.大気汚染による寒冷化と温暖化
9.無意味な温暖化対策
10.原子力発電ではCO2排出量も減らない
11. ナンセンスといえばオゾンホールも
12. 森林と農地の喪失こそ最大の環境問題
13. 債務返還と利子払いが途上国の農地破壊を加速
14. 途上国における森林破壊
15. 環境問題を正しく理解するには、開放系の熱学が必要
あと、私が読んだのは『偽善エコロジー』って本なんですが、これはこれで少々エキセントリックな感じもありますが、「環境生活」が地球を破壊する(サブタイトル)っていう観点もあるんだというのを知るには面白いかもしれません。レジ袋や割り箸の話もこの本に書かれていました。
自分は「正しいこと」をしている、と信じている人たちは、何かとその「正しいこと」をしない人たちを批判しがちです。非国民扱いするというかね。でも、そういう善か悪かというものの考え方が世の中に戦いをつくりだしてるんだということ。もしも、平和な世の中を実現したいのであれば、誰かを責めるのはやめ、全てを受け容れるしかないのです。
なので、金儲けしたい人も、核兵器が好きな人も私は責めません。ただ、ただ、隣人に「自分の思っていることと現実が違うかもしれないよ」とちょっとだけ話してみたいだけなのです。そして、その結果、その人がどう思おうと、私の関知するところではありませんので。。。
ふと、「エゴジジー」とかかれたエコマークのパロディTシャツを着ていた先輩を思い出した!(笑)
○○のために■■するっていうのは、ある意味「エゴロジー」ですわね。。。( ̄m ̄*)
ガラスの地球を救え
偽善エコロジー
<関連記事>
◆自然保護?
http://plaza.rakuten.co.jp/piroko0618/diary/200805290000/
◆自然回帰
http://plaza.rakuten.co.jp/piroko0618/diary/200805300000/
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