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ひねもすのったのた

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2009.12.16
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初めて野沢尚さんの小説を読んでみた。あまりドラマを見ないもので、そういえば脚本家としてのお仕事にも触れたことがなく、亡くなられたとの報を聞いても、ふーんって感じだったのだけど。

     
       呼人

呼んだのはこれ。図書館で適当に何冊か借りてきたうちの一冊。
野沢さんは書評を見ると、ストーリーテラーといわれることが多いみたい?その通り、私も呼んでて話に引き込まれたし、続きを気にしながら頁をめくって早々に読み終えた。

小学校6年生の男の子3人と、ちょっと大人びた女の子1人の夏休みのちょっとした冒険談から物語が始まるのだけど、主人公の呼人の成長は、この時点で止まってしまう。
それからは大人になるに従い様々な困難にぶつかり苦しむ他の3人を、12歳の視点のまま見守っていくことになる。
身体も心の在りようも12歳のままで、不老ではないけれど老いることによって死ぬことはない。そんな運命を背負って生まれてしまった理由を見つけるために、呼人は記憶にない生き別れの母を捜す。

て感じ。

不老不死の設定ってのはどんなジャンルでもたいてい、そんなの哀しい、周りの人間が死んでいっても自分だけは取り残されて、いつまでもひとり生きていかねばならないなんて。てな結論になるもの。

まーその通りでしょうね。

呼人は正体を知られてはならない魔物なんかとは違って、年を取らないわけを隠す必要はないから、もちろん偏見で辛い目にも合うけど、優しい人にもちゃんと恵まれる。

でもその人たちみんな、自分よりあとに生まれた者でも、自分より先に死んでしまうわけで…。ラストはこの先の呼人に待ちうける状況を思って暗くなりました。ずっと先のことであっても、必ず来ることなのだから。


しかし呼人をそんな身体にしてしまった人の理由については、どうも納得いかないなあ。ホントかああ?そんな風に思って、そんなこと出来るもの??
しかし違ったら違ったで、それじゃ救いがなさすぎるだろと思うんだけどね。

  
。゚+゙φ(・ェ・o)~謝々






最終更新日  2009.12.16 20:09:42
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