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テーマ:猫のいる生活(136001)
カテゴリ:■第1期・ぴよたんと、心臓病■
ぴよが、先天性の心房中隔欠損だとわかってから、 私には、迷っていることがあります。 それは、大学病院で、 ちゃんと検査をしたほうがいいのだろうか、ということ。 ぴよの病気に気づいてくださった院長先生は、 大学病院へ行けば、もっと詳しい症状がわかるけれども、 大学病院で半日~丸一日かけて検査をすることは、 ぴよちゃんの負担になるのではないか、とおっしゃいました。 大学病院での検査は、私は立ち会うことが出来ません。 少しでも私の姿が見えないと鳴き叫ぶぴよが、 知らない人に囲まれて、押さえつけられ、冷たい器具を体に当てられて・・・ 想像しただけでもかわいそうで、 そんなことは出来ない、と私は思いました。 それで、詳しいことがわからなくても、 手術の可否を調べることが出来なくても、 とにかくぴよの心の負担になることを避けることを優先させて、 大学病院へ行くことをやめたのでした。 それから10ヶ月ほどが経ち、 ブログでぴよの病気を公表しようと思った時に、 ブログを通して仲良くさせてもらっているお友達に、 まずぴよの病気のことを伝えたのですが・・・ なんとかならないものかと真剣に考えてくれる何人かのお友達が、 大学病院での治療や検査をしてみてはどうか、と言ってくれました。 その時の私は、 病院での長時間の検査はぴよの負担になるから、と思っていたので、 お友達には、そのように伝えたのです。 ブログで公表してからも、何人かの方に、 心臓手術の権威がいる大学病院を教えてもらったりしたのですが、 それでもやっぱり当時の私の気持ちは、 変わることはありませんでした。 そしてブログでぴよの病気を公表して、数ヶ月が経ち。 ネットで、『猫 心房中隔欠損』 と検索すると、 このニャゴニャゴ日記がHITするようで、 検索してここにたどり着きました、 というコメントやメッセージをいただくようになりました。 そうして来ていただいた方の中には、 ぴよと同じように、 心臓の病気を持つ猫ちゃんと暮らす方が、何名かいらっしゃいました。 そしてその猫ちゃんたちの多くが、 大学病院での検査を受けていたのです。 大学病院での検査を受けている猫ちゃんたちが、 検査を受けることになったいきさつはそれぞれのようですが、 地元の病院で、心臓に先天性異常がありそうだけれど、 ここでははっきりわからないので、大学病院へ行ってみてください、 と紹介状を書いてもらって行った、という場合が多いようでした。 ぴよのかかりつけの病院には、高性能の超音波の機械があって、 しかも、とても腕のいい (と、院長先生がおっしゃっていた) 超音波技師の先生がいらっしゃいます。 その先生は、他の先生がエコーだけではわからないようなことも、 エコーだけで詳しいことまでわかるみたいなのです。 ぴよはその先生にエコーで心臓を診てもらっていて、 大体の、心臓に開いた孔の大きさがわかっています。 大学病院にあるような設備とはきっと違うので、 正確な大きさではないのだと思うのですが、 そこの病院で、ある程度の状態がわかったので、 大学病院に行かなくては! ということもなく、今日まできています。 大学病院に行こうと、ずっと思わずに来たのですが、 ぴよと同じように心臓に孔が開いてしまっている猫ちゃんたちが、 大学病院で検査してもらった結果や様子を聞いたら、 やっぱりぴよも、検査してもらったほうがいいのかな、 と思えてきたりもして。 ぴよ以外の猫ちゃんたちの中には、 中隔欠損 (心臓の壁に孔が開いている状態) 以外にも、 他の症状も併発している猫ちゃんがいます。 ぴよにも、心肥大の症状はあるのだけど、 それ以外にも何かあるかも知れないし、 大学病院で検査すれば、心臓の4つの部屋のうち、 どこに負担がかかっているか、というところまでわかるようなのです。 詳しいことがわかれば、 より効果的な治療が出来るのかも知れないし、そうすれば、 ぴよが苦しい思いをすることが減るのかも知れない。 でも、詳細がわかったところで、 イチかバチかの手術をするつもりはないし、 つらい検査がぴよの心身に多大な負担をかけてしまって、 発作が起きてしまったり、症状がより悪くなってしまうかも知れない。 手術もイチかバチかだけれど、 検査することもまた、 ビビリ猫のぴよにとっては賭けみたいな部分があるように思えるのです。 それを思うと、やっぱり無理させたくない、と思うのです。 検査してもらって、詳しいことがわかれば、 それがぴよのためになるのかも知れない。 でも、検査することでぴよにとても怖い思いをさせてしまったら、 それはぴよのためにはなっていないし・・・ ぴよは、詳しいことを知りたいなんて思っていないし、 第一、自分が病気であることにも気づいていないし、 わかったところでどうしようもないし。 どうするのが、ぴよにとって一番いいことなんだろう。 考えれば考えるほどわからなくて。 ずーっとずーっと、答えが出ずにいます。 検査をして詳しいことがわかって、 それで、少しでも希望が見えるのなら、という想い。 検査をすることはきっとぴよの負担になるから、 ぴよの負担になることはしたくない、という想い。 その2つの想いの間で、 行ったり来たりしている私。 いつまでも決められない私。 情けないな、と思うけど、 悩めるのは、ぴよがいてくれるから。 ぴよがいなかったら、悩むこともないなと思うと。 ずっとずっと悩んでいたいな、なんて、 思ってしまったりもします。 ↑ ぴよたんの手のひらのにくきゅう、ハート型になってる 今年の4月8日に、ぴよの心臓病のことを公表しました。 その日から2008年10月7日までの毎週火曜日は、 ぴよの病気に関してのことや、私の想いを書いてきました。 10月7日で一度お休みした火曜日日記は、 今は火曜日日記手作り編として様変わりしていますが、 数週間に一度、今まで通りの火曜日日記の日もあります。 日記のタイトルが、■と■でかこってある日記は、 病気に関することを書いている火曜日日記です。 久しぶりの火曜日日記、読んでくださってありがとう 明日のぴよたんも、また元気に楽しく過ごせるように、 1日1回クリックで応援していただけると嬉しいです♪ 今日は病院の日の ぴよたん に ↓ ニャゴニャゴ♪ ↓ ↓ クリック♪ ↓ (ハチワレ1位♪ 総合68位) (こちらは74位) いつも応援してくれてありがとう 皆さまの応援がぴよたんのパワーになっています!! モンプチのドライ製品の裏面に、ぴよたんがいます ランダムで登場するので、ぴよたんを探してね!! 「ぴよたんぱっけーじ げっとしてくださいにゃー」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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はじめまして 我が家にも 心臓に先天性の異常をもつ7歳の デブ猫がいますので ぴよちゃんの飼い主さんのお気持ちよく分かります 一度検査だけでも受けられてはいかがでしょうか? 地元の病院とは違う新しい見解が 見つかるかもしれません うちの猫は たまたま かかりつけの動物病院に 何年かに一度 心臓の専門医が 巡回(?)にくるので担当医の勧めもあり 見てもらいました 勿論検査中は立ち会えず びびりな愛猫が心配でしたが 専門医の見解は 確かに異常はあるが 気にする程度ではない 今飲んでる薬も必要ない とのことで それまで 無理にのませていた薬をやめる事が出来ました 今は普通に元気です この例が参考になるかは分かりませんが 一度だけ (ぴよちゃんには負担になるかもですが) 他の所で見てもらって よい見解が出ればよいなと思います ずーっとずーっと 猫ちゃんたちには元気でいてほしいですからね
(2008.11.11 12:21:50)
ぴよたんのお顔見ると微笑んでしまいます!
外傷的なものだったら最善の治療を受ければ何とか完治することができます ぴよたんにもできることなら毎日の不安を思わずに生きて欲しいですよね! Akiさんの迷う心はぴよたんを応援している皆さんに 理解されてますからね! ぴよたんを愛してるから辛い選択ができるんですね! ぴよたんが安心して生きてる毎日が全てを物語ってると 思います! (2008.11.11 12:22:49)
愛があるから。
ぴよちゃんがそこにいるからこその悩みだよね。 アタシなら・・どうするだろう・・。 やっぱり悩むな。 悩んで、悩んでAkiさんが決めたことなら きっとそれがぴよちゃんにとって 最善の方法だと思うよ。 だって、ぴよちゃんのことを誰よりも分かってるのは ママであるAkiさんなんだから。 (2008.11.11 12:40:07)
やっぱり悩みますぅ・・きっと。。
だって だって タイセツな家族ですもん 小さいことですが ayuネコが手術後 吐いて吐いてしょうがなかった時 すぐに病院に行こうって思ったんですけど、クルマに乗せて遠い距離を行くのは余計負担なのかな・・って思って仕事を休んでずっと側にいたことがありました。。 ぴよたん♪いい顔で寝てますねぇ~♪♪アップの顔がかわいい~ (2008.11.11 20:43:45)
悩みますよねそれは・・・
かわいい顔で寝ているぴよちゃんを思うと、 このままでもと考えてしまいますよね。 でも私も、一度診てもらってはどうかなと思います。 もちろん飼い主のAkiさんが決める事ですが、 希望があるのなら、と考えてしまいます。 願う事はただ一つ、ぴよちゃんが長生きしてくれる事 ですよね。 (2008.11.11 21:45:54)
ぴよたん、こんなに穏やかに安らかなのに
こんな大変な病気だなんて・・・。 もし、私の子供に同じように心臓病があったとしたら、、、。数%しか成功の確率がない難しい手術を「はい、お願いします。」って簡単に決断できるだろうか。今のまま静かに穏やかに家族で暮らしていっぱい思い出作りたいって思うかもれない。 そしてもし万が一の時は、やっぱり手術すればよかったって後悔して自分を責めると思う。 本当に堂々巡りでそう簡単には結論は出せることじゃないです。 でも一旦決めたらもう後ろは振り向かず、これが正しい道だと自信を持って進まないといけないんだと思う。 ぴよたんは、どちらの道に進んでもAkiままさんのことを信頼していますから。 きっと大丈夫、みらくるぴよたん。 (2008.11.11 22:30:19)
ぴよちゃんといつも一緒にいて、ぴよちゃんの性格を一番よく知った上でのAkiままの『イチかバチかの手術をするつもりはない』検査もしかり。
これがAkiままのぴよちゃんに対する最高の愛情ではないでしょうか。私はそう思います。 それが正しいのか間違っているのか誰も批判は出来ない筈です。そしてその決断をした自分を責める必要もないのです。 同じ病気でもそれぞれ同じ病状ではなく、ましてや猫ちゃんの年齢、性格も様々です。検査、手術を耐えられる子もいれば、耐えられない子もいるでしょう。 物言えぬわが子。その判断はやはり一番近くにいてわが子のことを一番理解し、一番愛しているママ、パパが出した結論、それが最大、最高の結論ではないでしょうか。 病状、治療方法、対処療法の情報収集はとても大切。 知れば知るほど悩みは増えます。悩みながらその時々に『これが一番の対処法である』ことを信じて進むしかないのでしょうね。 ぴよちゃんは大好きで一番信頼しているAkiままが出した結論に最高の愛情を感じていると思いますよ。 ぴよちゃん!Akiままがいつまでも笑顔でいられるようにいつまでも元気でいてね! 長くなりました。すみません<(_ _)> (2008.11.12 11:28:51)
初めてお邪魔します。過去記事へのコメント失礼します<(_ _)>
こちらを読ませていただき、書かれていること全てが私の心中と同じで大変驚きました。ウチのもうすぐ7ヶ月になる猫も、約2ヶ月前にぴよちゃんと同じ診断をされました。そして、同様に大学病院での検査を進められ、ぴよちゃんままさんと同様の理由で、大学病院に連れていくか否か迷っているところです。その後もやはり大学病院へは連れて行かれなかったのでしょうか?(すみません、検索で辿りつき、まだこちらの記事しか読んでおらず。これから続きも目を通させていただきます) ウチの場合も、検査や移動で本猫にかかる負担を考え、躊躇してしまっているところです。 (2009.04.23 15:58:41) |