piyotaの【ちぇブラで行こう】

2006/11/17(金)08:29

生物物理学会

生命科学(920)

今日から4日間,沖縄コンベンションセンターにて生物物理学会年会が開催される. ちなみにこのコンベンションセンターは,那覇中心部からバスで40-60分 と,環境はよいしホールもよいのだが,学会参加者には不評な立地である. OISTが立ち上がったら,ここを利用する学会ももっとふえるのだろうか? さて,学会初日. 今日はポスター発表で大学院生のNIさんの発表がある. NIさんは京大の所属なのでボスのS先生にある程度進度報告をしなければなら ないが,ポスター会場でS先生が見に来てくださったので,そこできっちりと 報告を.彼女の研究しているチューブリン結合ドメインはとてもおもしろい 性質があるので,そろそろ論文を書き始めていいんじゃないか,ということに なった.一応の及第点というところであろう.やらなければならないことは まだまだたくさんあるが・・・・例えば変異体作成実験. ともあれ一つのドメインで,現時点で二つの結合パートナーならびに金属イオン の結合が判明しており,そのうち二つのインタフェースは近日中に確定 できそうである.さあ,どういうふうにまとめていこうか? ポスターには日本の微小管学会の大物のT先生が来て,しつこく質問をされて いた.いろいろしつこく質問されていたが,NIさんのせいなのかT先生のほうが 悪いのか,あまり議論がかみ合ってなかったようだ.NIさんがんばってください. 午後はシンポジウムを二つきく. raft(nano-particle)のシンポジウムと構造生物学のシンポジウム.raftの 概念は以前から実験データを拡大解釈するような概念が含まれていたが,今回も どこまでその概念を信じていいのかという点で実験データがおいついていないか もしれない,と感じた.「あるんだけどサイズが小さいので,普通の方法では 見えなくてもしょうがない,でもあるんだよ」っていうことらしい.いいのかそれ? 一方,NMR構造のシンポジウムはあまりもりあがらない.後日九大のK先生にも いわれたが,構造生物学オンリーのシンポジウムはなかなか人が集まらず低調 気味になってしまうようだ. 夜は,BIRDのMさん,長浜のS先生とOさん,東工大のO先生と5人で旭橋ちかくの 沖縄無国籍料理屋で食べました.沖縄食材の料理もおいしかったけど,鉄板餃子 やキムチ鍋もおいしかった

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