ごちそうさん 第4回 お料理作って! あるいは ジャムが減っても増えるもの
でもね、ジャムが減っても増えるものもあるんじゃないかい?じゃあ、ジャムは減らなくてもかわりに減ったものはないかい?ばあちゃん優しいよ。(T_T)それに反抗的なめ以子を見ても「そうかい?」って。吉行和子いいよー。あぐりを思い出したよー。め以子の幼さや未熟さを描くならこの程度でよかったんじゃないかなあ。昨日まで強烈でつらすぎたよ。今日もめ以子は意固地でしたが-。学校でからかわれる直前、め以子はやや険しい顔で机の白墨を拭います。あれってさ、落書きされてたんじゃないのかな? なんて書いてあったかのコマがカットされてるんじゃないのかな?・・・と思ったら、一瞬ちゃんと映っていたようです。今日の美味しそう。オードブル風(昨日の料理かな)、お店の厨房や家の台所で見切れていた野菜の皆さん、厨房の三温糖と小麦粉とマカロニの瓶詰め、パン+バター(脇村屋?のあんパンのほうがうまいらしい)、牛肉の赤葡萄酒煮込み、フォアグラのフラン(腐ってる味がするらしい)、赤茄子ごはん、巨大オムレツ(卵8個分)できあがりとか食べているところよりも「作っているところ」のほうが食欲をそそられます。オムレツ作るところなんか、たまらん。源太。喧嘩したから、子供だからあれくらいからかうのはアリ。(お父さんのことは言い過ぎ)それなのに旨いと思った料理を分け与える源太っていい奴なんじゃないだろうか。相当うまかったんだなあ、という説得力にもなってる気がします。しかも「ごちそうさま、め以子」だよ。朝ドラ的展開に安心だよ。でもこの子はヒロインの相手役じゃないんだよね、確か。お友達。美味しい顔、がよかったなあ。ちょっと口から食べものはみ出てたけどそれは不問。アホっぽいまでに純粋な笑顔って、凝り固まった職人気質のコックの心をほぐすのに十分だよね。なにかのCMみたいだよ。CMだったら口から食べもの見えてるからNGだけどね。今食べたって美味しいと思われるオムライス、当時の子供にとっては超絶衝撃的かと。でもさ、本格派のフランス料理でも子供にわかりやすいものあるよね。単なる皿選択ミスという気がしないでもないけどそれを言うのは野暮なんでしょう。お父ちゃん。無理やりな展開にも説得力があったように思います。これが「街の洋食屋」になるきっかけになるんだろうねえ。原田泰造いいよねえ。お母ちゃん。財前直見はさすがの安定感で超すてき。しっかり者できついように見えるけれども実はとても愛情深く。「夫を操縦」という言葉がよくお似合い。いいお婿さんもらったね。と、手放し大絶賛風。それ故、さらにめ以子の人物像がヤバいと感じられます。身勝手、意地汚い、意地悪、譲れない子、謝れない子。幼さ、という言葉だけでは片づけられない黒さ。朝ドラヒロインの幼少時代は「こういう人間性が根幹にありますよ」っていう紹介でもあると思うから、今のままだとなんだか半年いやな思いをすることになりそうで困惑。前半3日分の蓄積を今日を含む後半3日間でチャラにできますように。・・・それってばあちゃんと引き替えなのかな、さみしいかも。め以子が分からず屋で譲れない子だからこそケチャップライスとオムレツを振る舞うことになり絶賛され父ちゃん変容した、というのが今日の功績。「美味しいんだから、美味しいって言わせなきゃダメだよ。」これ好き。やっとまともなこと言ってくれましたー。「そんな父ちゃんが作れば、なんだってフランス料理だよ。」お母ちゃんのこれはなんかヘンだけど好き。終盤、め以子ごちそうさまじゃなくてごめんなさいは? って思ってしまいましたねー。なんだかんだではまってます。全話完走できるといいなあ。