ふと気付くとわたしは一年のうち一月と半分を費やしてしまった。
気づいたら過ぎ去っていた。いかにまじめに生きたつもりでも
その性質は実に不毛と言わざるを得ない。
コレをもう一度くりかえすと不毛な時間をそれは一年の25%過ぎ去った事になる。
私にも、もっと有意義に過ごす時間があったのではないだろうか?
共通の趣味や話題を持ち、友人恋人とたのしく過ごす時間があったのではないか?
たまの休日には動画にあけくれ、自宅警備を買って出る。
このような不遇な人生を過ごすのは何故か?
責任者は多分私です。
昭和86年如月の15日夜
普段まったく降雪とは無縁のこの町に珍しく降雪があった。
私の住む場所は県境よりおよそ十キロの特に目新しいといった物も無い
さびれた町である。あるのはFM148の電波塔くらいだ
まる一晩降り続いたのだが朝には全くなくなっていた。
昨晩は雪が積もり始めたころにバイクで走行する輩もいたが
外の出て風邪をひくリスクを考えると
心の中で「せいぜい事故を起こさぬよう頑張れ」と言ってあげるのがやさしさだった。
雪は降り続き明け方3時まで降り続いた。
医者に
「お前肝臓わるいんだから慎ましく生きねば地獄行きだで」
と言われていたが一年に一度ふるかわからないというテンションに
酒を煽ってしまった。
雪見酒なんてセンチメンタルな感傷に浸ってるが
実際は体は相当弱っていたらしく、缶チューハイ2本で吐きそうになった。
世間ではバレンタインという行事でチョコレートをお歳暮のように
「どうぞどうぞ!」
「いえいえ!こちらこそ!」
こんな感じのやりとりが見受けられる。
ネタの少ないTV番組にいじられる光景がよくうつされる。
ちなみに私は今季「二個も」、もらっている。
既に「二個も」もらっている。※大事な所だから二回書きました。
そうか!だから雪が降ったのか!!珍しい現象が起きると
気象、生態系に及ぼす力は計り知れない
人類の科学では到底説明できない。
どこかの教授なら全てプラズマでかたずける事象だろう。
異常気象を憂う前に私にはやらねばならぬ事がある
そうなるとお返しを考えねばならない。
普段こんなイベントとは無縁のわりと古風な性格が災いして
実際は何を返せばいいかわからない。
大事なのはこの場合距離感・・・。
そう!あらゆる動物が持ち合わせるパーソナルスペースと言われる。
ひらたくいうなら「縄張り」のようなものだ
ここの線引きをうまく引いておかないと人生後々禍根を残すことになる。
私は過去に別の線引きに失敗して輝かしい人生を棒に振っている。
線引きの失敗の恐ろしさを身をもって知っているのだ!
しかし行動は慎重かつ大胆に起こさねばならない。
万年貧乏暇無しの私が
身分相応の贈り物をしたら即台所のコーナーポストにダンクされる恐れがある。
かといって身分不相応に贈り物をすれば身の破滅が待っている。
手作りか・・既存品か・・・。
私はどうすればいいのか!?
時間はまだあると思うのか?もうこれしかないと思うのか!
to be continued
今回文学風です(-ωー)趣向を変えてます。
でもいつもの比較的現実ベースの日記です。
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