2008/09/18(木)13:33
香りの癒し手
今日もティプシー・インペリアル・コンキュバインが咲いています。
この花もラ・フランスと並ぶ素敵な香りの癒し手です。
先日も紹介したファウンドティーローズですが、
フルーティーな香りはとても強く濃厚に香ります。
Tipsy Imperial Concubine(Tea)
ラ・フランスとこのティプシーは、本当にクリアーに混じり気なく素敵に香りますが、
数え切れないくらいある香りが良いと言われる薔薇も、
どこか「ちょっと臭いかな?」と思える香りの成分が混じっている花も多いような気がします。
香水のブレンダーも香水を調香するとき、
香りの隠し味として不快な香りのする成分も配合することがあると言いますが…
今日は他にも薔薇の代表的な香りを持つ薔薇が咲いています。
こちらはハイブリッドーティーの古典的銘花ロイヤル・ハイネス
Royal Highness(HT)
映画「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンをイメージして命名したと言う説がありますが、代表的なティー系の香りです。
寒冷地の当地では、寒さに弱めで黒点病も出やすく、
鉢植えにして雨の当たらない場所に置き、冬は室内に取り込んでいます。
名前の通りのわがままプリンセスです。
そしてクライミングティーのソンブルイユ
Sombreuil(Cl Tea)
こちらはムスク香といわれる系統の香りです。
ムスクとは麝香の意味ですが、この薔薇はムスクというより、果物の桃の香りのようです。