ようやくクリローの季節
こんにちは。晴天が続きませんが、降っても晴れても風の強い日ばかり(+_+)昨夜からの雨も上がりましたが、また強風が吹き荒れています。このところの初夏並みの陽気と良く降る雨とで、ようやく(と言っても例年よりも早く)、この寒い地方にもクリローの季節がやってきたようです。皆さんの所では、そろそろシーズン終了というところもちらほらと思いますが、こちらではようやく咲きはじめたお花をまとめてご紹介させて頂きたいと思います。が、その前に、いつもこちらにお越し頂いているあちゅさんからかわいいお届けものがありましたので、そちらを先にご紹介(^-^)。Dendrobium unicum Dwarf TypeDen. ユニカムのドワーフタイプで、通常のユニカムを超小型にした株。バルブは太めですが、岩生のセッコクの位のかわいい大きさです。一緒に写っているマウスと大きさを比べてみて下さい(^-^)。昨秋に出始めた高芽を、大きくなったら下さるとのことで送って頂きました。他にもうれしいお土産を同梱して頂きました。あちゅさん、どうもありがとうございましたm(_ _)m。さて、それではクリローさんたちです。いつも地味な原種ばかりを載せていますので、まずはオリエンタリス・ハイブリッドから。グリーンホワイトのスポット↑このお花は原種のオリエンタリス・グッタートゥスに一番近いかな~、と思っています。レッド?↑レッドで購入しましたが、露地に下ろしたらご他聞に漏れずダークなお花になりました(^_^;)。リバースピコティ↑裏面は濃いめのダークピンク、表はダークネクタリーとフラッシュのピコになります。大好きなピュアホワイト↑メリクロン株で手に入れた、純度の高い白の丸弁整形花です。そして…ダークパープルのダブル↑株姿を見ても原種の色合いの濃い、ダークパープルのダブル。他にもまだまだシングル、セミダブル、ダブルがありますが、日陰になっているところや、遅くまで雪が残っていたところは、まだようやく芽が上がって来たところで、開花は4月になってからになりそうです(^_^;)。続いて、地味な(笑)原種たちを。何度も登場したH. フェティダスですが、この暖冬で株痛みも少なく、穂状に立派にお花が咲き上がって来ました。Helleborus foetidusちょっと背の伸びた、H. ムルティフィドゥス・ヘルツェゴビヌスHelleborus multifidus herzegovinus顔をちょっと持ち上げて撮ってみました(^-^)。Helleborus multifidus herzegovinus裏面は紫がほとんどなのに、表は綺麗なグリーン。少しピコっぽいです。そしておなじみのニゲル。Helleborus niger 'Sunset' strain↑裏面の夕焼け色が透けて見えています。おそらくはハイブリッドに遺伝子を残しているオリエンタリスの原種、グルジア。Helleborus orientalis 'Georgia'↑早くから出ていた花芽が寒さで傷んで、お花もやや痛み気味。Helleborus dumetorum デュメトルムそして、ブルーを含んだ不思議な紫の色合い、H. プルプラッセンスHelleborus purpurascens裏面はヘルツェゴビヌスに似た色合いですが、弁質が厚く、表面も裏面と同じような色合いです。Helleborus purpurascens原種もまだまだ咲きはじめ。他にもまだ咲いていない種類があります。順次アップしていきますね。ところで、先日ガストルキスさんにドーム展からお持ち帰りいただいた、C. インターメディアのセルレアですが、ほぼひと月ちかくかかって開き始めました。Cattleya intermedia fma. coeruleaリップの濃い紫が覗き始めて、良花への期待も高まります(^-^)。