プラレールのもり

帰るとまた居間がおもちゃだらけだ。
レゴを買ったので散らかりようがひどくなった。
ベネッセから毎月届くしまじろうのおもちゃ、イモウトのままごと道具など、メチャクチャに散らかっている。
もう寝る時間だというのに、アニキはプラレールをやりたがっている。
自分ではうまくできないので、パパが帰ってくるとプラレール遊びをせがむ。

パパ「プラレール出す前にこのおもちゃ片付けろよ。」
アニキ「じぶんでかたづければいいだろ！」
パパ「なんだ、その言い方は！」

アニキは片付けもせずプラレールを出し始める。
パパが片付け始めたらアニキはふて腐れてママのところに行ってしまった。
アニキはどうも反抗的だ。

片付けたものを高いところに置く。
「お父さんは好きなように片付けた。もう知らないからな。」
と言い放つ。
アニキは半泣きで、
「こら！」とママに向かって言っている。
八つ当たりだ。