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テーマ:病と暮らす(29)
カテゴリ:病と暮らす
退院後の暮らしは、入院中とあまり変わらず
毎朝全身に30分かけて日焼け止めをぬり、昼間はなるべく日光の当らない所で ダラダラしています。 お日様に浴びたい!外に出て遊びたい!そういう欲求もあるけれど 寝たいときに寝たいだけ寝て、食べたいときに食べたいものを食べて、 やりたいことだけする。 やっぱり自宅は最高!! こんなノンストレスで幸せな暮らしを続けていると、社会生活に復帰できるか ちょっぴり不安になります(笑) 入院前のこと、忘れないように続きを書いておきます。 正月早々、あまり明るい話題でないのが申し訳ないけど、どうぞお付き合い下さい。 前の日記で書いたように、予兆があったあと始めに女性科外来に行き一般的ながん検診、 その後異常がみつかり、婦人科で精密検査(組織診)となりました。 パリから帰ってきた2日後、半休をとって結果を聞きに再度婦人科外来へ。 大学病院の外来は予約しても1時間くらい待たされるので、旅の疲れもありウトウト・・・ 名前を呼ばれても、半分寝ぼけまなこで診察室へ向かいました。 「Iamさんね、検査の結果なんですが」 「はァ・・・」 「子宮がんがみつかりました」 「はっ?!・・・?!」 その後、先生は ・子宮頸がんの初期であること ・治療方法には2つの選択肢(円錐切除とPDT)があること ・それぞれの治療法についてのメリット・デメリット について、紙に書きながら説明してくれました。 実に淡々と、あっさりと告知され、 私もボーとする頭を必死におさえ、なるべく冷静に聞いていたような気がします。 とりあえず、治療法についてゆっくり決めて下さい。 と、3週間後の予約を入れて病院を出ました。 外はまだ残暑厳しい9月の初旬。 夏の暑い日ざしを浴びて駐車場に向かいながら、時折吹くざわざわとした風が 私のこころまでもかき乱すようでした。 重い足どりで一歩踏み出すたびに、得体の知れない怖さが増してきて、 車までがやけに遠く感じたのを覚えています。 長くなったので、この話続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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