Art of Life研究所 プレイバックシアター      

2007/11/05(月)09:35

1000人に一人の

自宅にはTVがないので、 (正確にはTVがみれるPCも壊れてしまったので) TV番組にとんと疎いが、 こんな番組があることを知った。 HP↓ http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2007/07-257.html# ある映画で出会った、 とびきりの笑顔を持つひとりの少年を中心に、 1年間取材されたという。 タイトルは、 ザ・ノンフィクション 『君の笑顔が、僕の元気  ~74歳の映画監督とダウン症の子供たち~』 <2007年9月23日(日)13時35分~14時30分放送> もし、番組を観た人がいたら、 是非、感想を聞かせて欲しい。 1,000人にひとりの確立で生まれるという染色体異常、 ダウン症の男の子を中心に描かれている。 以前、わたしが講師を担当した、 援助者のためのプレイバックシアターで、 受講者の一人が語ったストーリーが思い出される。 そこで演じられたシーンで、生き生きと描かれた、 息子役の○○くんが、頭から離れない。 確かにそこに、天使がいた。 一緒にみていた誰もが、天使を見ていた。 この番組の解説を読みながら、 途中で、無意識に涙が頬をつたっていた。 わたしの中の何かに触れたのだ。 悲劇や惨劇では、涙をあまり流さないわたしだが、 そこに愛が見えたとき、涙が溢れてしまう。 この番組に関わる大人たちの愛が、 行間から溢れて、わたしを揺さぶった。 天使にみえるかどうかは、 その周りの大人次第。 そこに天使がいても、みようとしなければみえない。 子どもは誰もが、天使。 重い障害を持っている子たちだけが、特別ではない。 知的に理解が早い子ほど、 その天使的要素を、大人たちの都合のいいように、 ゆがめられてしまっている気がする。 かつて、わたしたちは誰もがみんな、天使だった。 そんなことを思い出させてくれる、ギフトが、 ダウン症の子どもたちなのかもしれない。 天使を見る眼、失いかけていたわたしたちへの、 素晴らしいギフトを今、再び授かっていることに、 感謝。 ありがとう。 光の国からの天使たち。 そして、 内なるわたしたちの中の、天使たち。

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