劇評講座vol4「ポストドラマ演劇」のご案内
現代演劇の先端的な問題について討議する、[第三次]『シアターアーツ』との連動企画「劇評講座」。4回目は、10月24日(日)18:30より東京芸術演劇小会議室2(5階)にて行います。今回は、恣意的に誤読され跋扈する「ポストドラマ演劇」というタームを今一度確認する講座となります。ドイツ批評家/ハンス=ティース・レーマンによる『ポストドラマ演劇』の共同翻訳者である平田栄一郎氏、実験的な作品の上演で知られる錬肉工房主宰・岡本章氏をゲストに迎えて行います。司会は、『シアターアーツ』副編集長であり、同じく同書の共同翻訳者である新野守広が務めます。専門家による濃密な鼎談からは、トーキョーではびこるイベント的演劇が本当に<ポストドラマ>と言べるものなのか、その同時代的な視座を与えてくれることでしょう。同書の日本版翻訳からもうすぐ10年。再考するに良い機会だと思います。申し込みは、[第三次]「シアターアーツ」公式HPよりお願い致します。是非お越し下さい。