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テーマ:普通の日記(12285)
カテゴリ:ニュース
「知的障害者施設潜入記」織田淳太郎著 「知的障害者施設潜入記」織田淳太郎著 知人の依頼で、一時、 知的障害者施設で働いたノンフィクション作家が、 現場で見聞きしたその実態を伝えるルポ。 母親への強い愛着心が 時に暴言や暴力になってしまう「アベッチ」、 自宅のゴミ屋敷化に耐えられなくなった 弟によって施設に入れられた「育子さん」、 姉御肌の「ワンコさん」など。 入所者との日々の交流を描く一方で、 高尚な福祉の理念を掲げながらも、目を疑い、 耳をふさぎたくなるような 虐待の温床となっている施設の現実を告発。 もっとも深刻なのは、虐待に手を染める側が、 それを虐待だとは認識せずに 本人のためとする懲罰手段によって 彼らの私生活の一切に監視の目を光らせていることだという。 多くの人の心の奥に潜む 差別的・優生的な観念をもあぶり出す渾身作。 (光文社 1408円) [日刊ゲンダイDIJITAL] ![]() 知的障害者施設 潜入記 (光文社新書) [ 織田淳太郎 ] 虐待だと認識せずに習慣化されてしまうのが 何より恐ろしいですね。☄ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2025年03月24日 12時02分24秒
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