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2025年03月07日
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カテゴリ:ニュース







​ダウン症の娘と40年を共にする母が感動した
「知的障害者の深く尊い愛」​




5歳から書道を始め20歳で初の個展を開催、
その後、伊勢神宮、法隆寺、東大寺
といった著名な神社仏閣で奉納揮毫を実現している
ダウン症の書家・金澤翔子さん。

母の泰子さんは長年一緒に暮らす中で、
娘が持ち合わせている
"深い愛"
になんども感動してきたといいます。

翔子さんの「魂の書」とともに、
泰子さんのエッセイが綴られた書籍
『いまを愛して生きてゆく』

より一部をご紹介します。


​すべてが穏やか​​

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を翔子と一緒に読んだ。

何度もなんども読み返し、

「犍陀多(かんだた)は悪い人で、
せっかく助けた蜘蛛の糸も切れちゃって、
恐しい地獄から出られないんだね」

などと丁寧に説明した。

翔子も一つぐらい物語が話せたらいいなと思い
真剣に説明をした。

お終いに
「では、翔ちゃん、犍陀多のお話をしてください」
と言うと、
いきなり「犍陀多は謝ればいいのよ!」と言う。

「誰に?」と聞くと「地獄に」と言い、
「地獄は天国に謝ればいいのよ」
と意味不明。

今まで2時間以上も費やして説明したことが
まったくわかっていない。

やはり翔子には悪人や地獄は存在しない。

悪や狡さの仕組みや勝ち負けが決してわからない。

これが翔子の知的障害の核心だ。

すべてが穏やかなのだ。

限りなく無知なまでの平和主義者。


「全ての人が幸せでないと困ってしまう」という、
知的障害者が持つ深く尊い愛に感動することがままある。

私はこんな崇高な想いがこの世に存在することを
多くの人に語り継いでいきたい。

彼等のこの屹立している想いは、
人々に上手く伝えられることもなく
「おかしな人だ」と思われ、
認められることなく潰えることが多い。

翔子という娘もまた、愛で輝いている。

傍らにいた私はこの愛を伝える「語り部」であった。

悲しい人を見つけ「愛している」と呪文をかけ、
多くの人が目の前で救われていく不思議の力を私は見てきた。

娘が「お母様、私を産んでくれてありがとう」
と言うけれど、
私は
よくぞ翔ちゃん、母さんのところに生まれて来てくれたね、
と思う。

娘の愛の「語り部」として本懐を遂げた母親だと思う。


 ​人類の繁栄をもたらす一助に​​

「神はこの世に不要なものを創らない」

何をしても最下位の翔子の傍らで、
私はこの言葉に救われていた。

翔子にも何か役目があるのではないかと。

かつて輝しく繁榮していた文明国が
地球上に存在していたけれど、
その国は科学の発達が
愛の量をはるかに超えてしまったので滅びてしまった、
と聞いたことがある。

科学や経済優先の発展を目指す文明社会は
精神の荒廃を招き、
疲弊して行くのでしょう。

お金の価値が分からず競うことも無く、
愛だけで暮らす知的障害を持つ翔子は
まるでマイナスの存在のように思われる。

けれど、この稀有な愛の知性は
経済優先で進んでいる世界の速度を
少し遅らせる役目を果たすかもしれない。

緩慢ではあるけれど
真の人類の繁栄をもたらす助けになるような気がする。




​金澤翔子(かなざわ・しょうこ)書家​

5歳のときに書家である母・泰子に師事し書を始める。
世界的に活躍する日本を代表する書家の一人。
ダウン症の書家としても広く知られており、
伊勢神宮や東大寺など
名だたる神社仏閣での奉納や美術館展覧会のほか、
ニューヨークやロンドンをはじめとする
世界各地で個展や公演を開催している。
バチカン市国ローマ教皇に大作『祈』の寄贈、​
​​​NHK大河ドラマ『平清盛』の題字、
東京オリンピック公式アートポスターの制作、
上皇陛下御製(天皇御在位中)の謹書を担当。
2013年には紺綬褒章を受章。


​[PHPオンライン]
​​​





いまを愛して生きてゆく ダウン症の書家、心を照らす魂の筆跡 [ 金澤 翔子 ]





以前、テレビの報道番組でも、

祥子さんを紹介する番組を拝見したことがありますが、

何より母の泰子さんの素晴らしい子育てに感銘したものです。


自閉症者は関わり方が下手でも、

知的障害が伴うと、

とかく平和主義の傾向が強いので、

祥子さんの反応を見ながら

我が子も似たような感情なのかと

学びが多いです。


今後も健康に気を付けてのご活躍を楽しみにしています。









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Last updated  2025年04月11日 03時13分22秒
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